憧れのリッツカールトン沖縄のアップグレード宿泊記。
旅行記やホテル宿泊記事のブログを書いている身としては最上級に甘美な響き、それが…
「アップグレード」という言葉。
今回は泊まったホテルはなんとあの…
「ザ・リッツ・カールトン沖縄」
庶民代表の僕が泊まるには、申し訳ないくらい格の高いラグジュアリーホテルだ。
今回の宿泊で僕はアップグレードの真実に直面することになる。
自分のこれからの人生を考えさせられる、リッツカールトン沖縄のアップグレードにまつわる体験…そんな僕の話を聞いてほしい。
目次
リッツカールトン沖縄のアップグレード宿泊記
西暦20XX年のゴールデンウィーク、僕は家族旅行の目的地に沖縄を選んだ。
予約したホテルはあの「ザ・リッツ・カールトン沖縄」、世界に誇る高級ホテルを予約してしまった庶民の気持ちが貴方にお解りになるだろうか?
レンタカーでリッツ沖縄のエントランスに着いた瞬間、心臓の鼓動が高鳴っているのを感じられた。
ちゃんとお部屋のアップグレード…されるのかな…
ドキドキドキドキ…(・ω・;)
リッツカールトンはマリオットグループの一員、SPGアメックスで上級会員になっている僕はゴールデンウィークにもかかわらず、お部屋のグレードアップを期待していたのだった。
なんとも上品なウェルカムドリンクを飲みながらチェックインの手続きを行う。果たして僕は無事にアップグレードされたのだろうか?
ホテルのお部屋のアップグレードとは?
ホテルのお部屋のアップグレードって何?という方に解説しよう。
もう、ひと言で説明できてしまうのだが…
アップグレードは神の啓示。(`・ω・´)キリッ
そのひと言でホテルや飛行機で上のクラスに移行してもらえる、素晴らしい仕組みなのだ。
- ホテル⇒最安の部屋からスイートルームへ
- 飛行機⇒エコノミークラスからビジネスクラスへ
旅行中にアップグレードされた時の喜びを表現すると、こんな感じだろうか?
アップグレード?…( ‘ω’)ファッ!?
キタキタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!!!!
一度でも経験したことがある人ならば、僕のこの感覚を分かってもらえるだろう。
ホテルの部屋も飛行機も上のクラスへグレードアップするがほとんどの場合は無償、つまり…
追加料金はかからない。
安い料金で上のクラスを経験できる、これこそアップグレードの醍醐味と言えるかもしれない。
上級会員のアップグレード特典に期待
僕はSPGアメックスというクレジットカードを保有することで、マリオットグループの上級会員になっている。
そして、リッツカールトンはマリオットグループに所属する。
マリオットグループでは、多くのホテルで上級会員に「お部屋のアップグレード」や「レイトチェックアウト」などの特典を付与している。僕はこのSPGアメックスのお陰で、今まで色々なホテルでアップグレードを受けることができた。
SPGアメックスについては下記の記事を読んでほしい。今なら僕の紹介URL経由で発行すると36,000ptを貰うことができるお得なキャンペーンを行っている。
SPGアメックスを持っているとかなり頻繁にアップグレードを受けることがある。例えば、山側の部屋からオーシャンビューにアップグレードされたことがある。
しかし世の中には…驚きのアップグレード体験談も報告されている。次の項で少しだけ紹介していこう。
壮絶アップグレードとは?
僕のツイッターのフォロワーさんのアップグレード体験はすごい。
最後のホテルはもちろん王者「ロイヤルハワイアン」
276のお部屋で、プレジデンシャルスイート!!最後の滞在が夢のよう!! pic.twitter.com/q9WkRnJcNS
— sasasan (@sasamiler) April 29, 2019
上記のつぶやきは有名陸マイラーのsasansan、なんとロイヤルハワイアンのスイートルーム??これがSPGアメックスの特典だとすると本当に凄いことだ。これこそまさに…
壮絶アップグレードと呼べるだろう。
今回の沖縄旅行でも、そんな壮絶なアップグレードを少しだけ夢見て、僕はチェックインへと向かったのだった。(ドキドキ…)
無事にワンランク上のお部屋にアップグレード!
結論からいうと「壮絶アップグレード」とはならなかったが、無事にワンランク上のお部屋にアッグレードを受けることになった。
僕がアップグレードされたのはベイデラックスルーム、上の階に位置するため見晴らしがとても良い部屋だった。お部屋がアップグレードされたと聞いて嫁と子供は大喜び。
自分の両親も一緒に連れてきた僕は少し鼻高々な気分で、こんなことを言っていた。
僕「いや~両親にもいい思い出になるなあ、もう最後の旅行かもしれないしね。」
この有頂天の台詞が後で僕に重くのしかかって来るとは、この時はまだ知る由もなかったのだが…。
ちなみにリッツカールトン沖縄の裏話という記事を書いたことがある。少しネタ的な要素があるので心の広い人にだけ読んでほしい。
リッツ・カールトン沖縄 レストランで気づいたアップグレードの真実とは?
無事にアップグレードを受けた僕は、リッツカールトン沖縄のレストランで食事を取った。
到着した日の夜も、次の日の朝も僕はリッツカールトン沖縄のレストラン「ちゅらぬうじ」にいた。ちゅらぬうじはとても美味しいけど、連日通うと少し飽きてきたのでその日の夕飯をどこにするか嫁さんと話していた時だ。
嫁さん「ねえねえ、ホテルに鉄板焼きがあるからそこに行かない?」
そう言われた瞬間、僕はいや~な予感に襲われた。なぜなら僕は「鉄板焼き」と呼ばれるレストランに自腹で入ったことが一度もなかったからだ。それでも仕事で利用したことはあって、かなり料金が高いという記憶だけが残っていた。
ちなみにリッツカールトン沖縄の鉄板焼きレストラン「喜瀬」はパンフレットを見ると、1人につき20,000円強くらいかかりそうだった。
僕「家族全員分か…どうしよう…」ドキドキドキドキ…(・ω・;)
そして完全な思考停止状態へと落ちいった僕を見た嫁さんは、結局はホテルの外に食べに行こうと提案してくれた。
人生にはアップグレードが必要不可欠
その夜、僕らは結局ホテルの外で夕飯を食べることにした。
リッツカールトン沖縄に比べると、どこに行っても料金は割安に感じて僕はホッとしていた。食事を終えてホテルに戻ってから嫁さんと二人で話している時だった。僕が再び「両親の良き思い出になった…」的な事を口にした瞬間、嫁さんが顔が引きつらせながらこう言った。
嫁さん「あなたね、両親のためにって何度も言うなら1人2万円くらい出しなさいよ!」
僕「え…?」
嫁さん「リッツにはリッツらしく泊まる必要があると思わないの!?」
僕「は、はい…」
嫁さん「あなたにはお部屋じゃなくて、人生のアップグレードが必要なのよ!!」
リッツカールトンにはリッツカールトンらしく泊まるべきだという、嫁さんの主張に僕は反論することができなかった。
今回と同じように、僕は陸マイラーとして活動を始めてから、嫁さんから多くのことを学んだ。詳しくは下記のJAL陸マイラーが嫁と交わした悪魔の契約を読んでほしい。
ホテルのアップグレードに必要なこと
僕は今まっで分不相応だと解っていても、ホテルでアップグレードされることを楽しみにしていた。
けれども上級会員としての資格ではなく、僕の人生や生き方がちゃんとアップグレードされてきたかどうかは自信がない。けれども今回のリッツカールトン沖縄のレストランをめぐる嫁さんとのやり取りは、僕にこれからの事を考え始めさせる良い機会になったと思う。
よし、もう少し背伸びをしてみるか… (`・ω・´)キリッ
次に両親や大切な人と旅行をするときは…値段を見ないでレストランに連れていくぞ!!
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