旅人が一度は憧れるスーツケース、リモワトパーズ。正規代理店で安い値段で買う方法はあるのだろうか?
僕が所有するリモワのスーツケースはクラシックフライトと機内持込用のリンボの2つ、いずれもドイツで定価で購入した。百貨店に入っているリモワショップで購入したので、もちろん値段交渉の余地はなかった。
日本だとAmazonや楽天で並行輸入業者が正規代理店よりも安い値段で販売しているのを確認できる。ただし故障の時に修理を受けられるかどうか分からないし、そもそも本物かどうかも分からない代物だ。
大好きなリモワを不安を抱えて購入したくない。
「だったら正規代理店に行って定価で買えよ」という声が聞こえてきそうだが、正規店の値段の高さにはなかなか手がでないので躊躇していた。
そんな時に友人がリモワ トパーズ ステルス(TOPAS STEALTH)をイタリアで購入したことを思い出した。幸い僕はもうすぐ仕事でイタリアに向かうことになっていた。
為替レート次第だが、うまくいけばかなり安く購入することができるはずだ。果たして僕はリモワを割引で、日本に比べて格安で購入することはできるのだろうか?
目次
リモワ トパーズ ステルスの特徴
リモワのスーツケースの王道、トパーズには「TOPAS STEALTH」(トパーズステルス)というラインが存在する。
リモワのアルミニウムシリーズと言えばトパーズとクラシックフライト、その中でステルスはトパーズのハイグレードラインとして存在感を示している。
リモワの公式サイトにはトパーズ ステルスについて下記のような記述がされている。
TOPAS STEALTH
エレガントなブラックデザインが魅力のこのコレクションは、スタイリッシュな外観だけではなく、先進的な機能、洗練された装備、優れた使い勝手と高い品質を求める人々にとって見逃せない必須アイテムです。
エレガントなブラックのアルマイト加工アルミニウムに最先端の技術装備を組み合わせました。高級感溢れる美しい外観と最新鋭の装備が今までにない高い次元で一つに融合されています。
「エレガントなブラック」
どうやらこれがリモワが提唱する「トパーズ ステルス」というスーツケースの特徴のようだ。他にもTSAロックやマルチホイールシステムという機能的な側面も訴求されていた。
正規代理店でのステルスシリーズのサイズや重量、販売価格と選び方
下記はリモワの日本国内正規代理店の(株)林五が公表しているリモワトパーズステルスの販売価格になる。
海外旅行に手頃なサイズになる80L以上のタイプは15万円(税込)を超えていて、気軽に買える値段ではないだろう。
また選び方の参考として機内持ち込みが可能なサイズは34Lまでとなっているので注意が必要だ。
容量 | 国内価格 | サイズ | 重量 | 機内持込 |
26L | 118,800 | 42×44×20cm | 4.4kg | OK |
32L | 118,800 | 55×40×20cm | 4.8kg | OK |
34L | 124,200 | 55×40×23cm | 5kg | OK |
45L | 129,600 | 56×45×25cm | 5.3kg | NG |
64L | 140,400 | 69×45×28cm | 6.2kg | NG |
82L | 151,200 | 75×50×28cm | 7.1kg | NG |
85L | 156,600 | 79×51×27.5cm | 7.2kg | NG |
98L | 162,000 | 81.5×55×27cm | 7.4kg | NG |
これがヨーロッパに行くと2~3割程度、定価が安くなるイメージだ。もちろん為替の影響が大きいので1ユーロ130円台の今は少し状況が悪いかもしれない。
但し、海外でリモワを買えば購入価格から免税を受けることができる。おそらく今の為替状況で購入しても日本の正規代理店価格よりも高くなることはないだろう。
僕が機内持ち込みサイズのRIMOWA LIMBOを使った感想はリモワ・リンボが傷だらけになった理由をご覧いただきたい。
リモワ・トパーズ・ステルスの最大の弱点は「重いこと」
リモワ トパーズ ステルスは重い。この重量は最大の弱点と呼べるだろう。
もちろん躯体がアルミニウムで出来ているから仕方がない。むしろ重いが故に頑丈さを保っていると言えるだろう。
とはいえ、他のシリーズは圧倒的に軽い。同じリモワの「サルサシリーズ」は「トパーズ ステルス」の6掛け程度の重さになる。軽い作りが売りのサルサエアーシリーズ」なら半分以下の重量となっている。
見た目も重厚感があるので、か弱い女性が欲しがることはあまりないとは思うが、例えばヨーロッパの鉄道はエスカレーターなどの整備があまり整っていないふしがあるので、移動が大変になるだろうなと感じる。
僕はクラシックフライトを愛用しているが、トパーズに負けず劣らずとても重たい。その時の話はリモワ・クラシックフライトを購入して後悔した5つのことをご覧いただきたい。
リモワの価格はイタリアで幾らになるか?
実際にイタリアでリモワのステルスを購入した友人から話を聞くと、定価は本家ドイツと同じとのことだった。
友人はミラノの百貨店内にある正規代理店で購入したらしく、レシートを見せてくれた。
上記がレシートの画像、購入したのはステルスの85Lサイズだそうだ。価格は919ユーロ、これを133円で日本円に換算してみると122,227円になる。
・日本の正規代理店価格:156,600円
・イタリアの正規代理店価格:122,227円
や、安い!!その差額は34,373円となった。
僕がレシートを見て驚いていると、友人はもう一枚レシートを出した。下記はTAXリターン、つまり免税手続きをした書類だ。
免税金額は110ユーロ、これを加味して日本円換算すると下記のようになった。
・日本の正規代理店価格:156,600円
・イタリアの正規代理店価格:107,597円
(免税金額:▲14,630円)
なんと5万円近い差額が発生するではないか!?割引率にすると30%OFF以上の大セールと言えよう。購入した友人は僕に「安いよね」とドヤ顔で笑いかけていた。
割引券でリモワ トパーズ ステルスの格安価格に挑戦!
こうしてリモワのスーツケースはイタリアでも格安価格で買えることが解った。(為替次第になるが…)
それを知った僕は、次回イタリアに仕事で行く際に購入することを決意した。けれども安いと言っても10万円は大金…もっと安く買う方法はないのだろうか?
そんな風に考えながら、色々と調べていると…
それは「JCBたびらば」というサイトで面白いものを見つけた。
ラ・リナシェンテ10%割引クーポン
リナシェンテはミラノの一等地にある高級デパート。しかもリモワの正規代理店が入っている。もしもこのクーポン券がリモワの購入に適用されれば、僕の計算では日本円で10万円を大きく下回る金額になるはずだ。
割引券を使えればリモワ トパーズ ステルスは最安価格になるだろう。
実際に僕はパリに行った時にTUMIのバッグを10%OFFで購入した。路面店に行かずにラファイエットというデパートの観光客向けの割引クーポンを使用した経験がある。その時の記事はTUMIの軽量バックパックの評判・評価とご覧いただきたい。
リモワ トパーズ ステルスの評判や評価
トパーズ ステルスを実際に使っている友人に評判を聞いてみることにした。すると友人はこんな風に答えてくれた。
「本体がちょっと重い以外は申し分ないよ」
やはり重いが故の取り回しの大変さは彼も感じているようだった。そして友人はこう続けた。
「逆にその重さが安心に繋がるんだよね」
友人は世界を股にかけるビジネスマン。大切な仕事道具をトパーズス テルスに収納して移動する時も多いため、しっかりとした作りは評判が良いそうだ。
まとめ:リモワを安く買うことができるのだろうか?
僕はもうすぐイタリアに行く。リナシェンテの割引クーポンを握りしめてリモワの格安購入にチャレンジをするつもりだ。
但し、クーポンには「一部ブランドは適用対象外」との表記もあるので本当に使えるかは分からない。ネットで調べてみてもどこにも出ていない時は、自分の足で情報を稼ぐしかないのだろう。
果たして僕は…
最安価格でリモワ・トパーズ・ステルスを手にすることができるのだろうか?
続編に続く…
あとがき:リモワを格安で買うために特典航空券で海外へ
この記事を読んだ多くの人が「リモワを買いに海外までわざわざ行かんわ!」と思ったかもしれない。
確かに航空券代金や日数は間違いなくかかるだろう。でもマイルを貯めて特典航空券を手にしたら…可能性はあるんじゃないだろうか?
JALマイルを貯める方法は幾つかあるが、費用をかけずにマイルを貯める方法はひとつしかない。その方法は飛行機に乗らずにマイルを貯めるので「陸マイラ―活動」と呼ばれる手法だ。
陸マイラ―活動は企業の広告を上手に利用してポイントを貯める、そしてそのポイントを有利なルートで交換することによって爆発的にマイルが貯まっていく。
まずは論より証拠、上記は僕の最新のJALマイルの残高になる。これだけあるとヨーロッパをファーストクラスで3往復くらいできるだろう。
陸マイラ―活動の基本はJALマイルの貯め方の記事をご覧いただきたい。
もう一つ言うと数あるポイントサイトの中でJALマイルをちゃんと貯められるのはモッピーというポイントサイトのみ。モッピーは(株)セレスという上場企業が運営するポイントサイトになる。
モッピーを利用してマイルを貯めるためには登録が必要、現在はキャンペーン中になる。
JALマイルがあれば特典航空券でリモワ・トパーズ・ステルスを格安で買いに行ける。
もちろんついでに観光するのも忘れずに。読者の皆様の参考になれば幸いだ。
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