初心者陸マイラー育成日記㉘～初めての人間ドックに悶絶するオカちゃん、胃カメラよりも辛かった〇〇とは？

この物語の主人公のオカちゃんは今年35歳になった。「35歳」という年齢はあるイベントが始まる歳だ。アラフォーの読者の皆さんはピンと来たかもしれない。そう、一般的な会社員は人間ドックが始まる年齢だ。

病院嫌いのオカちゃんは放って置くと自分で予約しそうになかったので、僕は「可愛い看護婦さんがいるよ」とか「終わった後に美味しいものが食べられるから」などと言って人間ドックの受信を勧めた。

なぜなら天津飯が大好きで暴飲暴食が日常のオカちゃんはそろそろ身体に欠陥が出てもおかしくない。先輩として友人として、僕はオカちゃんの健康を心配しているのだ。

ブログのタイトル通りに、彼を1人前の陸マイラーに育て上げるという使命もある。ちなみに「ブログのネタがひとつ減るのは困るしな…」という思いは胸の奥にそっとしまってある。

人間ドックを受信後、オカちゃんは初めての人間ドックの経験を僕に話してくれた。

「ワイ…あないな辱めを受けたのは初めてですわ！」

人間ドックで何があったのだろうか？今回はオカちゃんが味わった人間ドックの苦渋について解説しよう。

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オカちゃんが普段どんなものを食べているか聞いてみた。まず、エセ関西人としてドヤ顔で答えてくれたのは「天津飯」、ちなみにオカちゃんは北陸出身だ。続いてスタミナ丼、少し前に若者の間で流行った「スタ丼」というやつだろう。

最近はお酒の量は少し控えているようだけど、タダ酒を御馳走になる時のオカちゃんは突如として底なしになる。だから僕はオカちゃんとご飯に行く時はいつも割り勘にするのだ。

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前回までの記事はこちらから

このお話はリアル友達にポイントサイトの仕組みを使ったマイルを大量に貯める方法を教えてあげたらどうなるかな？と思うところから始まった。怪しい関西弁を使いこなす僕の友達のオカちゃんは義理と人情とセコさが売りの30代半ばのナニワ金融道に出てきそうな男性である。

「おせっかいが人の為になる」と信じているオカちゃんは僕のブログの内容にもよく口出しをする。こないだも楽天カードが高還元だという記事を書いたら、夜中に連絡が来て「ワイが登場する楽天カードの記事リンクを貼るべきですわな」と指示された。

ちょっと面倒だけど、意外と的を得ていたのでおとなしく言う事を聞いて貼って置いた。その時の記事は陸マイラー必見「1,250円相当のポイントが高確率で当たる」ライフメディアの友達紹介登録がゲキ熱！！ を読んでほしい。

www.hanayao.xyz

過去の記事は初心者マイラー育成日記シリーズのリンクをクリックしてほしい。よく間違えられるが、オカちゃんは実在の人物で僕が書く記事は実際に起きたことだけである。

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オカちゃん、初めての人間ドックにビビる

オカちゃんは極度のビビり屋さん、一見そんな風に見えないのだけど虚勢を張るのは内面の裏返しだろう。そんなオカちゃんは人間ドックが恐くて仕方がなかった。だから僕が検査に行く病院にしたみたいだ。

その病院は看護婦さんはそこそこ可愛いし、何より規模が小さいのであまり混まない。人間ドック終了後のレストランでの昼食もそこそこ美味しいので、無難な選択だろうなと思っていたのだがオカちゃんにとってはそうでは無かったらしい。

後々、僕は「紹介者」という事でオカちゃんにグチを聞かされることになったのだ。

人間ドックの不満その①：看護婦さんがタイプじゃなかった

これはどうしようもないと思うのだが、オカちゃんが人間ドックを受けに行った病院の看護婦さんは彼のタイプでは無かったらしい。さすがオカちゃん、人間ドックにビビッていてもそこはちゃんとチェックしているようだった。

どうやら一般診察のフロアには若くて綺麗な看護婦さんが居たらしく、こんなことを言っていた。

オカちゃん「指名制度ってないんでっかな？」

あるわけないだろ。

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人間ドックの不満その②：胃カメラが痛すぎた

人間ドックが初めてなのにオカちゃんはバリウム検査ではなく、胃カメラを選択した。何度も検査している僕だって胃カメラは敬遠してバリウムを飲んでいるのだが、どうやら誰かに胃カメラの方が有効だと言われたらしい。

調べてみると確かにそうだった。僕も次は胃カメラにチャレンジしてみようかな？

胃内視鏡（胃カメラ）vs　胃バリウム

それでは、胃内視鏡（胃カメラ）とバリウム検査はどちらを受ければいいのでしょうか？
昔から、胃がん検診と言えばバリウム検査ですが、現在の胃がん検診は、バリウム検査と胃内視鏡（胃カメラ）検査の両方が推奨されています。つまり、バリウムでも、胃内視鏡（胃カメラ）でもどちらでもいいということになります。しかし、胃がんと言っても早期がんから進行がんまであり、どの段階で見つかるかによって、手術のやり方（腹腔鏡か内視鏡か）や予後に違いが生じます。特に、早期胃がんの発見率は胃内視鏡（胃カメラ）に軍配が上がります。ただし、内視鏡の術者により発見率に差があることも事実です。

胃内視鏡vs.胃バリウムvs.胃ABC検診 | 東京 人間ドック そねクリニック丸の内｜東京駅八重洲北口近く 乳がん検診(マンモグラフィー) ピル処方 ED処方

万全を期して胃カメラに臨んだオカちゃんだったが、想像以上の痛みに悶絶したそうだ。悶絶するオカちゃんはお医者さんに「男なんだから我慢しなさい！」と怒られたらしく凹んでいた。

オカちゃん「もうちぃと、優しく言ってくれればええのに…」

その気持ちは解らんでもない。頑張ったね、オカちゃん。

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人間ドックの不満その③：食事が口に合わなかったらしい

人間ドックが終わると楽しいお食事タイムだ。経験がない人の為に説明しておくと、人間ドックの後には大抵ご飯が付く。レベルは色々あるが、病院選びの要素に食事がどこでできるかを重要視する人もいるくらいだ。

僕がオカちゃんに紹介した病院は近くのホテルのレストランで昼食をとる事ができる。そのレストランはランチが2,000円くらいして、平日の昼間はプチセレブなおば様達で満席になるほどだ。

料理は結構美味しくて、僕も人間ドックの後にそのレストランで食事をすることを楽しみにしている。ところがオカちゃんには合わなかったようで、人差し指と親指で丸を作って僕の方に差し出した。（OKサインのようにだ）

オカちゃん「こないな小さいハンバーグでっせ？期待外れもええとこですわな！？」

どうも量が少ないのが気に入らなかったらしい。

ちなみに味については全く触れなかった。どこかに次郎系ラーメンでも食べる事ができる病院はないだろうか？ 

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 人間ドックの不満その④：人生で初めての「辱め」を経験

これまでオカちゃんが人間ドックに感じた不満を３つ挙げてみた。けれどもこの３つよりもオカちゃんが悶絶し、悔しい思いをした経験があったのだ。

それは前立線がんを検査する為の「直腸診」と言われる検査方法だ。このブログを読んでる奇特な女性読者（いるのか？）の為に説明すると男性特有の部位を直接触診して診療するという方法だ。

前立腺がんなどの診断に役立つ直腸診
直腸診（直腸内触診、直腸指診ともいいます）とは、医師が肛門に指を挿入して調べる検査です。原始的に聞こえるかもしれませんが、比較的簡単に行うことができるうえ、がんなどの診断にも役立つ有用性の高いものです。直腸がんや直腸ポリープ、前立腺肥大、痔などの診断にも有効です。

直腸診（ちょくちょうしん）：がんやポリープ、前立腺肥大の診断に有用

オカちゃんはこの直腸診の為に身体の下部を露出しなければならなかった。僕も経験があるが結構恥ずかしい。しかもオカちゃんの行った病院の直腸診の担当は女医さんだ。

でもお医者さんも看護婦さんも事務的に淡々と進めてくれるので、恥ずかしいのは一瞬なのがせめてもの救いだった。ところがオカちゃんはこの「淡々と…」という部分が納得できないらしい。

オカちゃん「ワイがあんな恰好しているのに淡々と仕事されましたわ…」

僕「え？どういうこと？？」

オカちゃん「人生で初めてですわ！ズボン降ろしてあんな辱めを受けたのは…泣」

うーん、ごめんちょっと分からない。

ただ、君のプライドがズタズタになったのはよく解った。胃カメラの痛みよりも、直腸診の心の痛みの方が辛かったようだ。オカちゃんはきっと、もう少しだけ優しくしてもらったりイジってもらいたかったのかもしれない。

あとがき：人間ドックを終えて

人間ドックを終えたオカちゃんは胃カメラの検査で無事に再検査を勝ち取って来たようだ。けれども病院と相性が合わなかったのでもう行きたくないらしい。オカちゃん曰く、胃が荒れているのは暴飲暴食のせいではなく「ストレス」とのこと。

ストレスフリーに見えるオカちゃんでも、悩みがあるのかもしれない。そこに突っ込むと面倒な事になりそうなので僕は黙って相槌を打つのだけにした。。

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