JAL国際線プレミアムエコノミークラスの格安搭乗記。今回は僕の感想を含めて座席やラウンジなどの評価と評判を解説しよう。
プレミアムエコノミーとはエコノミークラスとビジネスクラスの中間に位置するシート(座席)になる。略して「プレエコ」と呼ばれるプレミアムエコノミーはシートはフラットにこそならないものの、ゆったりと寛げる形状になっている。
機内サービスはワンランク下のエコノミークラスより少し良く、機内食などに+αがあるという位置づけだ。
今回僕は評判の良いJALプレミアムエコノミーをハワイ旅行の帰国便に利用した。ビジネスクラスよりも家族が側にいて、エコノミークラスよりも寛げた、初のプレミアムエコノミー体験の感想を搭乗記としてまとめた。
目次
JAL国際線プレミアムエコノミー格安搭乗記の感想、ラウンジや快適なシートの評価・評判をハワイ路線で解説
ハワイへの家族旅行でビジネスクラス、エコノミークラスを経てついにプレミアムエコノミーに搭乗することになった。
優雅に過ごすことができるが家族が遠い「ビジネスクラス」、家族一緒に座れたが充分眠ることができなかった「エコノミークラス」と比較すると「JALプレミアムエコノミークラス」はどうだったのか?僕の評価や感想を率直に語りたい。
JAL国際線プレミアムエコノミークラスとは?
飛行機の座席は大きく分けて3つ、ファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラスというのが一般的だった。近年では4番目の座席としてプレミアムエコノミーが注目されている。
プレミアムエコノミーはエコノミークラスよりも快適な座席で、少しだけ贅沢なサービスを基本としている。
例えばJAL国際線ハワイ路線のエコノミ―クラスではシャンパンは提供されずスパークリングワインになる。一方、プレミアムエコノミーではビジネスクラスよりもグレードが低い(と思われる)シャンパンが提供される。
機内食もプレミアムエコノミーには違いがある
食事に関しては通常のエコノミークラスの機内食に加えて、間食のうどんなどが提供される。ちなみにJALの公式サイトにはプレミアムエコノミーの機内食についてこのような記述がある。
機内では美味しさはもちろんのこと、見た目の美しさにもこだわった感動体験をお届けします。
正直、感動体験というほどの目新しさはない食事だったが、ハワイからの帰国便でJALのうどんを食べられたのは嬉しかった。
プレミアムエコノミーの感想。最前列シートは快適そのもの
JAL国際線プレミアムエコノミーのシートはかなり寛げる仕様になっている。フルフラットにこそならないが、ゆったりとしたリクライニング機能やフットレストは秀逸だった。
肘掛けが上がらないので子供が横になることはできなかったが、3歳の娘が自分の隣でぐっすりと眠っている姿を見ながら僕も快適に過ごすことができた。何よりも運よく最前列シートに座ることができたのも大きいだろう。
シートについてJALの公式サイトの記述はこうなっている。
プレミアムエコノミークラス最大級のリラックス空間に、多彩な機能をプラス。
うん、確かにUSBやコンセントも完備されていて便利だったのを覚えている。
JALサクララウンジも利用できるプレミアムエコノミークラス
JAL国際線プレミアムエコノミーに搭乗する時は日本国内のサクララウンジを利用することができる。サクララウンジは僕が一番好きな空港ラウンジで旅の始まりにはここの「JALカレーライス」を必ず食べることにしている。
ご出発までのひとときを快適なラウンジでお過ごしいただけます。
うんうん、確かに公式サイトの言う通りだ。サクララウンジが利用できるなら「ご出発までのひととき」もかなり快適に過ごせること間違いなしだろう。
優先搭乗はJAL国際線プレミアムエコノミーは適用外、専用チェックインのみ
JAL国際線プレミアムエコノミーには搭乗口での優先搭乗は適用されないので注意が必要だ。その代わり専用チェックインカウンターでのチェックインを受けられる。
繁忙期の混雑した空港の中で優先的にチェックインできるのは嬉しい特典と言えるだろう。また手荷物についてもビジネスクラスの次に引き渡されると公式サイトでは記述がある。
格安でJALプレミアムエコノミーに乗る方法
ここまで読んだ読者の皆さんの中には「どうせ高い料金を払ったんでしょ?」とお思いの方もいるかもしれない。僕が今回のプレミアムエコノミーの航空券に支払った金額は5,830円、格安だと思うがどうだろうか?
一体なぜこんなことが可能なのか?それはJALマイルを貯めて航空券に交換したからだ。あまり知られていないがJALマイルは誰にでも簡単に貯めることができる。
多少の作業は必要だけど東京ーホノルル往復のプレミアムエコノミー特典航空券に必要な6万マイル程度ならすぐに貯めることができる。
飛行機に乗ることやクレジットカードの決済に頼らなくてもJALマイルは貯められる。年間40万マイルを貯めた方法を公開。下記のボタンをクリックすると詳細が表示される。
僕は上記の方法を使って家族3人分のJALマイルを貯めることができた。マイルは使ってこそ意味があるので家族旅行の際にはケチらずに思い切り使うようにしている。
上記は現在のJALマイル残高の画像になるが、搭乗やクレジットカードの決済に頼らなくてもJALマイルを大量に貯める方法があることは覚えておいて損はないだろう。
JALのプレミアムエコノミーなら家族旅行が快適に
今回、JAL国際線プレミアムエコノミーに搭乗したのには理由がある。JALのビジネスクラスはとても快適だけど、半個室のスカイスイートだと家族がバラバラになる。
エコノミークラスはお財布に優しいし、家族一緒にいられるけれども快適に眠ることはできない。この2つの相反する問題をクリアできるのがプレミアムエコノミーなのではないかと思ったからだ。
評価・評判通りのJAL国際線プレミアムエコノミー搭乗記
運よくプレミアムエコノミーの最前列シートに座れたということもあって、機内では快適に過ごすことができた。眠たくなったら目一杯リクライニングをして足を伸ばす。
行きのエコノミークラスと比較としても、 かなり深い眠りを取ることができたと思う。また嫁さんも子供の世話をしつつ自分も寛げたようでプレエコには大満足、こんな感想を言っていた。
「家族旅行なら断然、プレミアムエコノミーだね」
次の旅行先をどこにするかはまだ決めていないけど、プレミアムエコノミーが選べる路線だったら僕は再びプレエコを選択するだろう。それくらいJAL国際線プレミアムエコノミーは家族で過ごすのに適していたと評価したい。
ラウンジが使えない?ハワイ路線のJALプレミアムエコノミーの意外な落とし穴
ホノルルでのチェックイン時に僕はJALのスタッフにこんなことを言われた。
「はにゃお様、お子様についてクーポンかラウンジのどちらかしか選べないのですが?」
我が家は僕と嫁がJGC会員になっている。その為、子供は同伴者という形でサクララウンジに入ることができるはずだ。それなのにクーポンとは何だろう?と何度も聞き返してみた。
すると、意外な事実が判明した。
ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港のサクララウンジはプレミアムエコノミーの乗客は利用できないというルールがあるらしい。
詳しくはこちらのリンクを読んでほしい。
【お詫び・ご案内】ダニエル.K.イノウエ国際空港におけるプレミアムエコノミークラスご利用のお客さまへのラウンジサービス(一部変更)について(JAL公式サイト)
その為、僕の3歳になる娘は空港で使える30ドルのクーポンをもらうか、僕の同伴者としてサクララウンジに行くかのどちらかを選ばなければならないということだった。
これは意外な落とし穴だ。
嫁さんが30ドルのクーポンを選択しそうになったが、僕はもちろんサクララウンジへの入室を選んだ。JALの公式サイトにも申し訳なさそう程度にしか表記がないので要約しておこう。
・ホノルルの「ダニエル・K・イノウエ国際空港」はプレミアムエコノミーの乗客でもサクララウンジを利用できない。
・その代わり30ドルのクーポンがもらえる
・同伴者としてサクララウンジに入室する場合はクーポンはもらえない
これからプレミアムエコノミーでハワイに行く人は気を付けてほしい。ワクワクしながらプレエコでハワイ旅行に出かけたとしても、ホノルル発の帰国便でサクララウンジを利用することはできない。
快適なJAL国際線プレミアムエコノミーは家族旅行にぴったり!
結論を言うととJALのプレミアムエコノミーこそ、家族旅行で利用するべきだと思う。画像のように娘は僕のすぐ隣にいる。彼女が利用すると立派なビジネスクラスのシェル型シートのようだ。
仕事で忙しい毎日、海外旅行は家族がずっと一緒にいられる貴重な時間になる。
僕自身、憧れから家族旅行にビジネスクラスを選択したが、プレミアムエコノミーを体験してその良さを実感した。エコノミークラスでも良いが、今は飛行機に乗らずにJALマイルを貯めることができる。
少なくともここ数年の中では絶好のチャンスと言えるだろう。毎月3万マイルずつ貯めていければ半年後にはプレミアムエコノミーの特典航空券と交換できるJALマイルを貯められる。
つまり格安でJALのプレミアムエコノミークラスに搭乗できるということになる。(税金・諸費用の支払いはある)
今でこそ20万マイル以上、JALマイルを貯めている僕もはじめはなかなか動くことができなかった。けれどもJALマイルを貯めてから家族旅行の選択肢は大幅に増えたし、旅行自体も楽しくなった。
だから僕は声を大にして叫ぼう。
「人生なんてマイルで変わる!」
読者の皆様のマイルがいっぱい貯まりますように…(*´꒳`*)
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