JALのエコノミークラスのシート(座席)の体験談を書こう。
JALビジネスクラスのシートはエコノミークラスと比較して広い座席に座れて上質なサービスの評判が良い。僕は先日、家族でJALビジネスクラスの特典航空券を取り念願のハワイ旅行へと出かけた。
シートピッチが広い、フルフラットになる座席に始めて座った嫁さんはとても喜んだし、3歳になる娘にとってビジネスクラスの座席のサイズ感は、まるでファーストクラスのような感想だった。
その時は僕も家族の笑顔を見れて大満足だったけれど、後々ふとした疑問が浮かんできた。その疑問とはこうだ…
「これが本当に家族旅行の正しい姿なのだろうか…?」
ビジネスクラスでの家族旅行に疑問を持った僕は、比較する為に次回のハワイ旅行をJALのエコノミークラスで行くことを決心した。
JALエコノミークラスでは快適に家族旅行ができるのか?そんな僕の思いを実際にビジネスクラスとエコノミークラスを比較してみよう。
目次
- JAL国際線エコノミークラスのシートの評判や快適さをビジネスクラスと比較する
- エコノミークラスとは違うJALビジネスクラスのシート
- JALの航空券を格安にする方法、エコノミークラスもビジネスクラスもOK
- ビジネスクラスに搭乗して広いシートに「?」と思った瞬間
- JALエコノミークラスなら家族がずっと一緒にいられる
- JAL国際線エコノミークラスで快適な家族旅行を目指すという決断
- 評判以上!快適で広いJALエコノミ―クラスのシート
- 機内食はエコノミークラスといえども手抜き無し
- エコノミークラスでJALのラウンジは利用できるのか?
- JAL国際線エコノミークラスの弱点、ハワイは少し遠かった…
- JAL国際線エコノミークラスのシートは広いのか?狭いのか?
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JAL国際線エコノミークラスのシートの評判や快適さをビジネスクラスと比較する
どう考えてもエコノミークラスのシートとビジネスクラスのそれを比較したら価格以外はビジネスクラスに軍配があがるだろう。
広くてフルフラットになるシートや美味しい機内食、そこには機長のアナウンスにある「狭い機内ではありますが…」という言葉は当てはまらない世界が存在する。
また、空港に入った時から扱いの違う手厚いサービス、例えば専用カウンターや優先搭乗、ラウンジの利用など徹底的な差別化が図られているのがビジネスクラスだ。
JALのビジネスクラスとエコノミークラスを比較してどっちでハワイに行きたいか?と聞かれたら…
もちろんビジネスクラスに決まってる。
僕もそう思ったから一生懸命マイルを貯めてビジネスクラスの特典航空券をとることにしたのだ。
エコノミークラスとは違うJALビジネスクラスのシート
JALの国際線ではエコノミークラスのシートにしか座ったことがなかった僕の嫁さんは初めてのビジネスクラスにとても感動していた。それは僕の初体験の時と比較しても、勝るとも劣らない感動っぷりで…
「ビジネスクラスに乗ると思うと、帰りの飛行機も楽しみだね」
という名言を残したほどだ。3歳の娘は理解してなかったと思うが、僕は一家の主として家族の喜ぶ姿を見れて幸せだった。
その時の記事はJALビジネスクラスで行くハワイ旅行~ハワイとJALとマイルがくれたもの~をご覧いただきたい。
JALの航空券を格安にする方法、エコノミークラスもビジネスクラスもOK
誰しも予算が許せばビジネスクラスで家族旅行に行きたいと思う。僕もずっとそう夢を見ていた。
実際には清水の舞台から飛び降りるつもりで航空券を買った訳ではなく、マイルを貯めて往復ビジネスクラスの特典航空券で家族旅行に出かけた。
通常、JALのハワイ行き往復航空券のエコノミークラスとビジネスクラスの料金差額は3倍弱、エコノミークラスが7万円程度だとビジネスクラスは20万円になる。前述したビジネスクラスの手厚いサービスはこの差額を支払うからこそ受けることができる。
しかし、僕はこの差額を払っていない。実際にはマイルを貯める努力はしたのだが、自分の財布からは差額分の現金流出はほとんど無い。
飛行機に乗らずにJALマイルを貯める方法は「JALマイル貯め方・稼ぎ方」をご覧いただきたたい。
もちろん貯めたJALマイルでエコノミークラスの航空券を取ることも可能だ。 家族4人で旅行となるとエコノミークラスの方が現実的だろう。
ビジネスクラスに搭乗して広いシートに「?」と思った瞬間
ところが実際にビジネスクラスに搭乗してみると、僕が想像していたのとは少し違った状況になった。上の画像はJALビジネスクラス「スカイスイート」の座席になるがご覧の通り半個室状態になっている。
僕と嫁さん、3歳の娘はそれぞれがビジネスクラスの半個室シートに座らなければならなかったためにお互いの距離は想像以上に遠くなった。
ご飯も一緒に食べることはできないし、もたれ掛かって眠ることもできない。結局、それぞれが別々に映画やアニメを見ることが機内で過ごす時間の大半となってしまった。
ビジネスクラスを楽しむ嫁さんの笑顔を嬉しく思いながら、僕の心の中では…
違う、これは自分が描いていた家族旅行とは違うぞ…?
そんな思いが頭の中を駆け巡った。
JALエコノミークラスなら家族がずっと一緒にいられる
では一体、僕が思う本当の家族旅行とは何なのか?それは恋人や友人と出かけるのとは訳が違う。楽しいときも辛いときも、健やかなるときも病めるときも…
ずっと一緒なのが家族旅行だと思っている。
半個室状態のビジネスクラスシートはエコノミークラスのシートと比較して「側にいる」とは言い難い。旅行中はずっと一緒に泣いたり笑ったり、重たいと思っても寄りかかられたりするのが「家族旅行の幸せ」ではないだろうか?
そう考えれば考えるほど、僕にとってビジネスクラスでの家族旅行は価値のないものになっていった。
JAL国際線エコノミークラスで快適な家族旅行を目指すという決断
僕の理想を実現するためにはエコノミークラスで、再度同じくらいの距離を飛んでみることが必要だった。
思い立ったらすぐ行動、次のハワイ旅行はJALエコノミークラスの往復特典航空券を予約した。真ん中3列のシートを家族だけで占領することで、何人たりとも僕らを引き離すことはできない。
幸い僕の嫁さんはエコノミークラスでも全然気にしない人なので「JALマイルが余っているのにエコノミークラス」という僕の後ろめたさは問題にならなかった。
評判以上!快適で広いJALエコノミ―クラスのシート
JALエコノミークラスの評判は調べてみると多種多様だ。「新間隔エコノミーは快適で広い」という評判があると思えば「所詮はエコノミークラス、期待はするな」という評価も存在する。
僕は実際に家族で横並びに座ってみてすぐに懸念は吹き飛んだ。
思ったより足元が広いし快適じゃないか…
これが僕の率直な感想だ。前回の半個室のビジネスクラスのように、子供が遠くないから世話をするのもかなり楽に感じた。家族3人で会話をしたりじゃれあうこともできた。
なぜ僕はもっと早くこの事実に気づけなかったんだろうか?そんな風に感じたくらいだ。この時点までは僕は今回のハワイ旅行でエコノミークラスを選んだことが正しいと確信していた。
機内食はエコノミークラスといえども手抜き無し
JALの機内食はエコノミークラスと言えども手抜きは感じられない。
残念なことに機内食の画像を残すのを忘れてしまったが、公式サイトの画像と同じように工夫された食事を楽しむことができた。
近年はLCCがハワイ路線に就航するなど選択肢が増えているが、フルサービスキャリアとしてのJALのプライドは機内食からも垣間見ることができると言えるだろう。
エコノミークラスでJALのラウンジは利用できるのか?
エコノミークラスの搭乗券でJALサクララウンジは利用できるのだろうか?
答えは残念ながら基本的には「NO」になる。通常はプレミアムエコノミー以上の航空券を持っていることがJALのラウンジの入室条件となる。
ただしJALグローバルクラブという上級会員の資格を持っていればOKになり、それがあれば世界中のワンワールドに加盟している航空会社を利用する際に、世界中のビジネスラウンジを利用することができる。
詳しくはJALグローバルクラブについての記事をご覧いただきたい。
JAL国際線エコノミークラスの弱点、ハワイは少し遠かった…
成田空港からハワイまでは7時間前後のフライトになる。出発が21:00と遅めの便だったため、機内食を食べ終えた僕は段々と眠気に襲われた。
3歳の娘が隣でスヤスヤと眠る姿を微笑ましく思いながら、僕も眼を閉じて眠る体勢に入って行った。ところがその時、JALエコノミークラスの弱点が露呈した。
せ、狭い!快適に眠るにはやはり狭い…
JAL国際線エコノミークラスのシートは家族の距離が近い反面、身長180㎝の僕が快適に眠るにはやはり狭かったようだ。ハワイまでの残り時間、僕は少し眠っては目を覚まし体勢を変え、また少し眠って目が覚めるという状況を繰り返すことになった。
おそらく3~4時間で到着する路線であれば気にならなかったであろうエコノミークラスのシートの弱点を、僕は身を持って体験することになったのだ。
JAL国際線エコノミークラスのシートは広いのか?狭いのか?
ハワイ旅行でビジネスクラスとエコノミークラスを短期間で両方経験してみて分かったのはどちらも一長一短があるということ、もちろん費用も含めてだろう。
ただし、JALの新間隔エコノミーは意外とシートピッチも広く座りやすい。男性が足を組む余裕もあるので国際線だとしても短距離路線ならば何の問題もない。
問題は中・長距離路線の時に快適に過ごすためにどちらを選択するかになるだろう。いずれにしてもJALマイルを貯めて、TPOに合わせて特典航空券を選択できるのが一番賢いのではないだろうか?
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