JALのCAさんが飛行機内で乗務中に「シャンパンを1本飲んだ」というニュースを聞いた。
日本航空の女性客室乗務員から基準値を超えるアルコールが検出されたそうで、ナショナルフラッグともいえる航空会社の失態は世間の注目の的になっている。
僕は根っからJALの大ファン、CAさんの乗務中の飲酒ニュースを聞いて残念な気持ちになると同時に頭をよぎったのは…
「一体、どのシャンパンを飲んだのだろうか?」
という疑問だった。
JALには美味しいシャンパンが幾つかある。僕はスマホを取り出して何百枚にも及ぶ、自身のJAL搭乗時の写真を探し始めた
人間、誰しも失敗はするしお咎めも受けているようなので、今回のCAさんの飲酒ニュースを少し違った角度で触れてみたい。
目次
日本航空のCA(客室乗務員)が飛行機内で飲酒のニュース、但し本人は否定。
2018年12月25日、日本航空がハワイ路線の便でビジネスクラスの担当CA(客室乗務員)が機内で飲酒したとの会見を行った。
日本航空の国際線旅客便で、乗務中の女性客室乗務員(CA)=(46)=から、同社の基準値を超えるアルコールが検出された問題で、同社は25日、CAが機内で飲酒したとする調査結果を発表した。機内ではサービスに使用していない約170ミリリットル入りのシャンパンが1本少なくなっており、CAが飲んだ疑いがあるという。CAは飲酒を否定していた。
BIGLOBEニュースより
実際にCAさんが飲酒したとされているのは12月17日の成田発ホノルル行きのJL786便、同乗した他のCA複数名が「アルコール臭いと感じた」と証言している模様だ。
乗務中に呼気検査を実施したところ、計3回にわたり基準に抵触するアルコール値が検出され、CAは業務から外された。この際、マウスウォッシュを複数回使用したと説明していたが、日航の調査では、アルコール検査に影響を及ぼした可能性は認められなかった。
BIGLOBEニュースより
JALでは飛行機内で呼気検査を行いアルコールが検知されたという。当該CAさんのマウスウォッシュを複数回使用したという釈明も通用しなかったようだ。
これはJALファンとしても痛ましいバッドニュース、2度と繰り返してはいけない事件と言えるだろう。
【お詫び】JALのCA(客室乗務員)の飲酒に対するプレスリリース
JALは客室乗務員の飲酒に対して下記のようにプレスリリースを公式サイトに掲示している。
【お詫び】客室乗務員の乗務中におけるアルコール検知事例の調査結果について
2018年12月17日、JL786便(成田国際空港発、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)着)に乗務中の客室乗務員から、機内におけるアルコール検査においてアルコール値が検知された事案について、社内調査の結果、機内において飲酒があったものと判断し本日国土交通省に報告いたしました。乗務員の飲酒に関し厳格な対応が求められている中、このような事案を発生させてしまいましたことを、大変重く受け止めています。当該客室乗務員の処分につきましては、手続きに則り厳正に実施いたします。なお、代表取締役社長の赤坂 祐二は、月額報酬の20%を1カ月分自主返納、執行役員客室本部長の安部 映里は、月額報酬の10%を1カ月分自主返納いたします。お客さま、ご関係の皆さまに、ご迷惑ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
※JAL公式サイトより
さすが大企業、不祥事があった時の対応は迅速ですでに重役の報酬自主返納を決定しているとのこと。
2018年10月に起きたパイロットの飲酒問題ではヒースローでパイロットが拘束されたりと、場数を踏んできたなと感じられる。あまり褒められたことではないが…。
ちなみに飲酒が原因の遅延やパイロットの交代ってどれくらいあるのかと思い調べてみると、グループ会社で2018年で10件以上確認することができた。下記はヒースロー空港でのアルコール感知の報告書だが、資料の最後の方に飲酒絡みの事例の一覧表が付いている。
JALのCAさんが飛行機内で1本飲んだシャンパンってどれだろう?
JALファーストクラスやビジネスクラスに乗ると美味しいシャンパンを飲むことができる。
僕はJALとANA両方の上級会員資格をもっているが、元々はJALの飛行機に乗ることが大好きだった。そんな機内での楽しみのシャンパンといえば…最初に浮かぶのはこれだろう。
CHARLES HEIDSIECK(シャルル エドシック)
創立1851年、各国の王室や著名人に愛されてきたシャンパン。数々の賞を受賞し、政治家のアイゼンハワーやチャーチル、ジャズ歌手・女優のジョセフィン・ベーカー、画家のダリ、探検家のロバート・ファルコン・スコットなど錚々たる著名人が、大切な人をもてなす機会や記念すべき舞台でシャルル・エドシックを信頼し、選んできました。
※日本リカー株式会社
僕は今でも初めてビジネスクラスに乗った時のあの興奮、そして初めて味わったシャルル エドシックの味を覚えている。
JALビジネスクラスはエコノミークラスとサービスが全く持って異なる。例えばエコノミークラスではシャンパンは用意されてなく、スパークリングワインになってしまう。僕が一番おススメしたいビジネスクラスの座席は「1A」、その理由はJALビジネスクラス搭乗記をご覧いただきたい。
そしてお次はなんと…
ファーストクラスで振舞われるシャンパンを紹介しよう。
LOUIS LOEDERER CRISTAL(ルイ ロデレール クリスタル)
「本物だけを追求した、非常に純度の高い洗練された味わい。パワフルな中にも、繊細で綿密に造りこまれたディテールを備えている。」
純粋さと上品さのシンフォニー
見事な調和と洗練さを誇るクリスタルは、見事な持続性を持ち、柔かく丸みのある口当たりにフルーティなアロマ。力強いミネラルを感じ、白い花と柑橘類のアクセントも加わります。クリスタルは、その新鮮さと特徴を一切損なうことなく20年以上保存可能なワインです。
※ルイ ロデレール公式サイトより
これはJAL国際線ファーストクラスで現在サーブされているシャンパン「ルイ ロデレール クリスタル」。シャンパンの味に詳しくない僕でも驚くほど美味しかったことを覚えている。
あまりの美味しさに機内WIFIを使って、お値段を調べてみると… なんと2万円台後半!!
一体、お店で飲んだら幾らになるのだろうか?もちろん購入はあきらめました。
ちなみに僕がファーストクラスに乗った時の実体験はJAL国際線ファーストクラス搭乗記をご覧いただきたい。
機内でCAさんが飲んだシャンパンはプレミアムエコノミー用?
僕はどちらのシャンパンもかなり美味しいのでお酒好きのCAさんが飲んだのだろうと思っていた。
しかしニュースサイトを点々とする内に衝撃の事実が解った。
CAさんが飲んだとされるシャンパンは…
プレミアムエコノミー用のシャンパンのようだ。
プレミアムエコノミークラス用のシャンパン1本(6オンス、約170mL、アルコール度数12度)が提供していないにもかかわらず減っていた
(中略)プレミアムエコノミー用のシャンパンを保管しているのもこの中央ギャレーで、当日40本搭載したうち1本減ったことが確認できたのは、この日のプレミアムエコノミー利用者が21席中2名と少なかったためという。一方、ビジネスクラスは28席中28席を利用する満席だったとのこと
※トラベルウォッチより
その手があったか…僕は再びスマホで当該のシャンパンを探すことにした。そしてついに見つけることができたのが下の画像だ。
家族旅行でハワイからプレミアムエコノミーに乗った時に撮った写真にかろうじて写っていた小さなシャンパン。これがニュースでCAさんが飲んだとされているものに違いないだろう。
Vollereaux Brut Reserve N.V.(ヴォレロー ブリュット レゼルヴ)
フランス・シャンパーニュ地方特有のビスケットを思わせるような複雑性と、フレッシュな果実感とのバランスが良く、余韻はきめ細かく柔らかな泡と酸味も心地よい仕上がりです。食前酒としてスナック類などと共に相性良く楽しめます。
※JAL公式サイトより
そしてこのシャンパン、JALの公式サイト上にも名を連ねている。味に関してはあまり記憶がないのでコメントのしようがないのだが「ビスケットを思わせるような複雑性」ってなんだろう??
とはいえJALプレミアムエコノミークラスならシャンパンを飲むことができるのをすっかりと忘れていたが、家族旅行には席が近くて程よく広いので適していると言えるだろう。詳細はJALプレミアムエコノミー搭乗記をご覧いただきたい。
JALやANAのCAさんの本音トーク
今まで僕は友人の美人CAさんから何度か本音トークを聞いたことがある。実話を元に書いた記事を紹介しよう。
その一つが「CAさんを誘う方法」について。あくまでもネタだと思って読んでもらいたい。
また現役のCAさんに「一番辛い路線」と言われるハワイ路線について、こちらも壮絶なCAさんの本音トークが聞ける。
いずれにしても乗務中の飲酒は許されないが、飲みたくなる気持ちも分からなくもない…。
まとめ:CAさんの乗務中にシャンパンは良くないが…
CAさんが乗務中に飲酒するのは明らかに規定違反になるだろう。
航空法では酒精飲料等の影響により正常な業務ができないおそれがあると認められた場合は、業務に従事してはならないと定められているし、実際に飲酒したのであれば当該客室乗務員は処分を課すとJALは宣言している。
個人的には横柄な客も多いだろうし、ストレスが溜まっていたのかな…?なんて思ってしまう部分もある。(もちろんダメなものはダメだが)
ここで、いちJALファンとしてひと言だけ。
「飛行機の中で飲むシャンパンは美味しすぎるのだ」
今後、同じことが繰り返されないように切に願う。
CAさんに出会うためにJALやANAに格安で搭乗する方法
CAさんとの接点を持つためにはJALやANAの飛行機にたくさん搭乗した方が確立は上がる。けれども日系フルキャリアの航空会社はそのサービスの高さに比例して、航空券の値段も高く設定されている。
そこでJALマイルやANAマイルは飛行機に乗らなくても貯める方法があることをご存知だろうか?下記は僕のJALマイルとANAマイルの残高だ。
JALマイルの残高
ANAマイルの残高
JALとANAの両方のマイルを合計すると70万マイル近くになる。クレジットカードの決済で貯めようとすると7,000万円を使わなければ貯まらないマイル数だ。
マイルがあれば特典航空券でJALやANAに搭乗することができる。
あなたが支払うのは税金や燃油サーチャージだけなので格安で航空券を手に入れることができるのだ。
これは飛行機に乗らずにマイルを貯める「陸マイラー」と呼ばれる手法になる。これは一部の航空ファンの間では有名な方法で僕もこの方法を知ってからは毎月、数万マイルずつ貯めている。
このマイルの貯め方は誰でもできることがポイント。
僕のようにマイルを大量に貯める人を世間では「陸マイラ―」と呼んでいる。そして陸マイラ―がマイルを貯めるために利用するのがJALやANAのマイルが貯まるモッピーというポイントサイトだ。
モッピーは下記のバナーからの登録で最大1,300円相当のポイントを貰うことが可能になっている。
またモッピーを利用してJALやANAのマイルを貯める方法は下記のリンクをご覧いただきたい。
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