JALビジネスクラスで行くハワイ旅行、マウイ島滞在も4日目を終えた。職場で過ごす平日の5日間は長く感じるのに、ハワイで過ごすバカンスはあっという間に時間が過ぎて行く。残りの日々も全力で楽しまなくてはいけないと感じる。
けれども今回は疲れが溜まってきたアラフォーの父親が今日も家族の笑顔のために頑張ろうと思い、頑張りきれなかった情けない話だ。
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ハワイ旅行4日目で見事に体調を崩した。元々扁桃腺が大きめの僕は過度に疲れが溜まると扁桃線が腫れる。ひどいときは高熱が出るし、そうでない時は微熱が続くのだ。30代になってから少し疲れたかな?と思った時には喉が痛くなりダルくなる。
かかりつけのお医者さんは扁桃腺切除の手術を進めるが、入院期間が2週間と聞いて気が進まない。会社を2週間休めるんだったら海外旅行に行きたいというのが本音だ。そんな僕がハワイ旅行の本番で扁桃線が痛くなるとは、思いもしなかった…。
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マウイ島カアナパリ地区で遠浅のビーチ
Baby Beach (N Shore) | Maui Guidebook
今回のハワイ旅行で僕が泊まったホテルはウェイスティン、せっかく作ったSPGアメックスというクレジットカードならホテルの上級会員として扱われる。
上級会員としてホテルに宿泊すると色々良い事があるので興味がある人はSPGアメックスでホテルの上級会員になる裏技を読んでほしい。
僕は一番安いマウンテンビューの部屋からオーシャンビューへとアップグレードしてもらった。予約時の金額で換算すると1日30ドル程度、4泊だから120ドルの節約になったと思う。
マウイのウェスティンの周りのビーチは意外と波が高い。特にショアブレイク(波打ち際の波)がキツいので、僕は3歳の娘を抱えて海に入れずにいた。
そこでホテルのコンシェルジェに遠浅でシュノーケリングに適した場所は無いかと訪ねるとBaby Beachという場所に行くように言われた。カアナパリのウェスティンから10分ほど南に下ったところにBaby Beachは有った。誰にでもできる簡単なドライブだ。
Baby Beachは遠浅でリーフと砂の入り混じったビーチ、地元の人々が子供連れで楽しみに来ている場所だった。ホテルの前ではショアブレイクが怖くて海に近づけなった3歳の娘もここは怖くなかったようで進んで海に入って行った。
魚の数は期待したほど多くも無かったけど、行動の予想がつかない3歳の娘と行くには安心して遊べるビーチだったと思う。
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ショアブレイクとアウトカレントについて
余談だけど海で遊ぶ時にショアブレイクは本当に恐ろしい。これからの季節、海に子供を連れて行く時は気をつけてほしい。
どれくらい危険かと言うとモデルの押切もえさんはノースショアのショアブレイクで首の骨を折ったとテレビで話していたくらい危険だ。ちなみに僕もショアブレイクでサーフボードを折った経験がある。
また、引き潮の時間帯のアウトカレント(離岸流)も非常に危険だ。やっかいなのはアウトカレントはショアブレイクと違って目に見えない。波の大きい日にアウトカレントの流れに乗るとあっと言う間に沖に流されてしまうのだ。
自然の力には20年以上サーフィンをしている僕でも抵抗はできない。僕は経験からカレントが強そうな場所の見当をつけることができるけど、普通の人には難しい判断だろう。
防衛策としては波が大きい日はテトラが沖に伸びてる場所には近づかない。できるだけライフガードがいる海で遊ぶことをお薦めする。
万が一、アウトカレントに捕まった時は流れに逆らわずに岸に向かって平行に泳いで流れから抜け出すことが先決だ、というよりそれしか方法がないのだ。これは海外でサーフィンをする時には絶対に知っておくべき知識のひとつである。
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ハワイ旅行でまさかの体調不良
Baby Beachで遊んだ後に海岸沿いのレストランでランチを食べている時に、自分の体調の異変に気づいた。ダルい、そして喉が猛烈に痛い…これは疲れが溜まった時に現れる僕の扁桃腺黄色信号だ。
深夜残業や飲み会が続いた時に出る症状なのだが、まさか晴れ舞台のハワイ旅行の最中に発病するとは思わなかった。僕の様子がおかしい事に気づいた嫁さんが、午後のラハイナ観光を取り止めにしてホテルに戻ろうと切り出してきた。
あんなにラハイナの街を楽しみにしていた嫁さんに申し訳ないと思いながらホテルに戻った僕はベッドで爆睡した。しかし夕方になって子供と嫁さんがプールから帰って来ても僕の体調は悪いままだった。
ハワイ旅行で感じた家族愛
僕がマウイで体調を崩すのは家族の危機だった。なぜかというと僕の嫁さんは美味しいディナーと雰囲気の良いお店に命を懸けているタイプだからだ。この日、予約していたレストランはラハイナの街にあるマウイ島No.1と言われるラハイナグリルだ。
ラハイナグリルはカジュアルながらドレスコードのあるお店で、マウイ島のラストナイトに相応しい雰囲気のレストランだと思われる。
嫁さんの期待度を考えると無理してでも行くべきと判断した僕は、トランクからカジュアルなドレスコード用の服(チノパン)を取り出して着替えようとした。
するとそれを見た嫁さんがこう言った。
「もうお店キャンセルしといたよ」
そう聞いて僕は自分の耳を疑った。僕の嫁さんは今まで一度も海外でレストランの予約などしたことがない。学生の頃、アメリカに短期留学してもTOEICが500点台しか取れなかった彼女が自分でお店に電話をして英語でキャンセルをしたなんて信じられなかった。
結局、この日の夕飯はルームサービスを取る事になった。嫁さんが「外のレストランとそんなに味変わらないね」なんて無邪気に笑いながら食べているのを見て、僕は申し訳ない気持ちで一杯だった。
ちなみにルームサービスに電話して「バナナスプリット」を頼んだらジュースの「スプライト」が届いて英語への自信を失ったのも付け加えておこう。
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あとがき
旅行中、毎日更新しようと思っていたハワイ旅行記はこの日は更新せずに早く眠った。かなり早い時間にベッドに入ったと思う。少しでも早く良くなって、例え良くならなくても明日は体調不良で弱音を吐くのだけは辞めようと思った。
それと同時に嫁さんの配慮がありがたいと感じた。三度の飯より雰囲気の良いディナーを楽しみにしていた彼女が、慣れない英語で予約を断るなんて考えてみたこともなかった。こういうのが家族愛なのかなと思うと少し嬉しかった。
トップの画像はこの日、外食を諦めてホテルの前に夕日を見に行った時の画像だ。嫁さんと娘の頭には後光が差しているのが見えると思う。笑
嫁さんが楽しみにしていた港町ラハイナの夜はいつの日かマウイ島に再び来るための理由にしようと思う。何年後、何十年後になるか分からないけど「夫婦でマウイ島に忘れ物を取りに行く」みたいなカッコいい話にできればいいと思う。
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家族愛のエピソード、本当に素敵です。間違いなく後光は指しています。早く体調が回復することを願っています。
今更なアドバイスになりますが、ワタシも扁桃が弱くてストレスや体力が落ちるとすぐに扁桃を痛めます。
知り合いの耳鼻科の先生には「ジェニナック」と言う抗生剤を勧められました。
もちろんちゃんとかかりつけ医に相談してもらいたいですが、ワタシは喉が痛くなってきたら(抗生剤の使用法としては完全に間違っていますが)、すぐにジェニナックを飲み始めます。
お陰で咽頭痛だけは残るのですが、いつも発熱せずいつの間にかに治っているようになりました。
今ではお守り代わりにどこにでも持っていっています。職業柄で処方させやすい・・・のですが、ぜひ記憶の片隅に留めておいて下さい。
早く治るといいですね!
ゴウタロウさん
コメントありがとうございます。ジェニナック、私も持ってます。扁桃腺の抗生物質はひと通り持ってるのですが、今回日本に置いてきてしまいました。
体調は今は大分回復しました。大事をとって少し寒かったりすると長袖着てます、ハワイなのに。
アドバイスありがとうございます(*´꒳`*)
体調、回復に向かわれているようで何よりです(^o^)。
ジェニナックも持っていますか!扁桃炎歴も相当なのですね(・・;)。
ぜひ、やばいと思ったら熱がなくてもすぐに飲み始めてみて下さい!使用法としては、やっぱり完全に間違っていますが・・・。
あらら扁桃腺、腫れるとしんどいですよね。私も生まれつき腫れやすくて切除を勧められてるので分かります。
私も疲れると腫れてしまいます。抗生剤とか炎症止めとか飲まないとなかなか治らないんですよね。
ご体調いかがですか?奥さんの優しさ、勇気に感動しました。旅って家族との絆が本当に深まりますね。
無理なさらないで、ゆっくりしてくださいね。
旅先での体調不良は残念ですね。
でも奥さんのさりげない対応素敵です。こっそりキャンセルしてくれて、ルームサービスでも無邪気に笑う姿。こう言う時に幸せを感じるんじゃないかなーって思いました。
完璧な人間などいません。あまり自分で自分を責めないで下さい。
ゆうかさん
コメントありがとうございます。ゆうかさんも扁桃腺仲間だったんですね。人によっては一気に高熱になる人もいる辛い症状ですよね。優しいお言葉ありがとうございます、頑張ります(*´꒳`*)
Yukunさん
コメントありがとうございます。旅先で扁桃腺が腫れたのは初めてでした。優しい?嫁さんに感謝してます。これから何らかの代償を払わなければならない気もするのですが…ε-(´∀`; )
よしてんさん
コメントありがとうございます。私、気持ちの切り替えが早い血液型なのでもう大丈夫です、ありがとうございます。な〜む〜(*´꒳`*)