オカちゃんと僕の上海旅行、ホテルの部屋のアップグレードを目指して「ヒルトン上海虹橋」に宿泊した。航空会社に上級会員があるようにホテルにも上級会員制度がある。僕はヒルトンHオナーズゴールドVIP会員の資格を保有しているので、ヒルトン系列のホテルに宿泊すれば上級会員の特典を受けられる。
羽田空港ではオカちゃんにラウンジや優先搭乗と言ったJALグローバルクラブの特典を経験してもらえた。上海のホテルではアップグレードなどのヒルトンHオナーズゴールドの特典を体験をしてもらいたい。しかし、僕がオカちゃんとヒルトン上海虹橋に宿泊する為には苦渋の決断をしなければならなかった。
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苦渋の決断とは「オカちゃんと同じ部屋に泊まる」ということだ。そうしないとヒルトンHオナーズゴールドVIP会員の特典をオカちゃんが受けることはできない。特典とは部屋のアップグレードや無料の朝食、エグゼクティブラウンジやホテルのフィットネスセンターの利用、レイトチェックアウトなど様々だ。
僕はホテルで男性と同じ部屋に泊まる趣味はないけど、今回はオカちゃんにホテルの上級会員の特典を味わってもらう為にその決断をした。
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目次
前回までの記事はこちらから
このお話はリアル友達にポイントサイトの仕組みを使ったマイルを大量に貯める方法を教えてあげたらどうなるかな？と思うところから始まった。怪しい関西弁を使いこなす僕の友達のオカちゃんは義理と人情とセコさが売りの30代半ばのナニワ金融道に出てきそうな男性である。今回のオカちゃんは初めての上海でヒルトンHオナーズゴールドVIP会員の特典を経験する。タコ部屋の経験はあってもホテルの上級会員の経験はオカちゃんにとって初めてのものになるだろう。
過去の記事は初心者マイラー育成日記シリーズのリンクをクリックしてほしい。よく間違えられるが、オカちゃんは実在の人物で僕が書く記事は実際に起きたことだけである。
今回の上海旅行に向けて僕が書いた記事はオカちゃんJALで上海へを読んで欲しい。アメックスゴールドカードでANAマイルを大量に保有しているオカちゃんがわざわざJALを選んだ理由と旅の展望について解説している。
そして日本を飛び立つ前にオカちゃんがJALグローバルクラブのサービスを満喫したお話はJALグローバルクラブのメリットを堪能した門出を読んでほしい。
上海での観光中に僕はお茶に誘われる詐欺に引っかかりそうになった。オカちゃんは持ち前の嗅覚で詐欺の匂いを感じ取り僕を助けてくれたのだ。この時の記事については上海のお茶詐欺や写真詐欺の危険情報や注意を読んでほしい。
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D02 地球の歩き方 上海 杭州・蘇州 2016~2017
上級会員でもアップグレードに失敗
ホテルの上級会員、ヒルトンHオナーズゴールドゴールド会員の魅力的な特典としてひとつ上のグレードの部屋にアップグレードがある。（※混雑状況による）
僕はアップグレードを楽しみにチェックインしたのだが、ヒルトン上海虹橋ではアップグレードはされなかった。なぜかと言うとホテルスタッフに「ツインルームは数が少なくて満室でして…」と断られてしまったからだ。
ただし、アップグレードは無理でもホテルのエグゼクティブラウンジは使えるとのことで、オカちゃんに上級会員として幾つかのヒルトンHオナーズゴールドの特典は経験させてあげられそうだ。
ちなみにオカちゃんと2人で同じ部屋にと伝えた時の女性スタッフの悩ましい表情を見て、僕は思わず「そ、そういう関係じゃないよ…汗」と説明せずにいられなかったことを報告しておこう。
リモワが壊れた？
チェックインを終えて部屋に入った時に僕のリモワが壊れた。部屋までリモワを運んだヒルトンの従業員は「触っただけなのに…」とあたふたしていたが、僕も彼が壊したとは思っていないので気にしないようにと伝えた。
結局リモワはグリップ部を留めるネジが緩んで外れただけだったので、自分で締め直して事なきを得た。しかし、リモワのグリップ部のネジは緩んでしまって良いものなのだろうか？という素朴な疑問が残った。
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ヒルトン上海虹橋のお部屋
僕とオカちゃんがヒルトン上海虹橋で宿泊した部屋は「ツインヒルトンデラックス」、46平米の広さで男2人でも寝るだけなら充分な広さだ。バスルームも広くてウォークインクローゼットも付いていた。
オカちゃん「ほぉ〜いい部屋ですな、あいりん地区のタコ部屋とは大違いですわ」
本当はもう1ランク、アップグレードされる予定だったけれどオカちゃんは大満足した模様だったので良しとしよう。
大満足のオカちゃんだったがなぜかトイレの水圧にはうるさいらしく、そこだけはお気に召さないようだった。僕にとってはかなりどうでもいい部類に入るこだわりだ。
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ヒルトン上海虹橋の朝食
ヒルトンHオナーズゴールド会員の特典として無料の朝食がある。ヒルトン上海虹橋の朝食会場は広くて、メニューも豊富だった。オカちゃんは朝食会場を隅から隅まで歩き回り、オムレツや麺をオーダーして楽しんでいた。僕はあまり朝食を沢山食べれない体質なので漫画みたいに山盛りの朝食を無邪気に何度もおかわりするオカちゃんが羨ましく思えた。
オカちゃん「はにゃおさん、もう食べないのでっか？」
笑顔で僕にそう言うオカちゃんの手には山盛りのフルーツと同じく山盛りの焼き立てワッフルが乗ったお皿が見えた。
オカちゃん、エグゼクティブラウンジでがぶ飲み
ヒルトン虹橋のエグゼクティブラウンジには時間によるが、ドリンクと軽食が用意されていた。僕達はなかなか時間が合わなくて、アルコールが飲めない時間にラウンジを訪れた。オカちゃんは無料のコーラとスプライトをがぶ飲みしてご満悦だった。僕達は時間がなかったので20分も滞在しなかったが、ヒルトン上海虹橋のラウンジは特筆すべき点は見当たらなかったと思う。
パンツ事件勃発
そしてついに事件が起きた、いや事故かもしれない。ある朝、僕はシャワーを浴びた。着替え終わって出かける準備をしていると、僕の後からシャワーを浴びたオカちゃんが出てきてこう言ったのだ。
オカちゃん「ワイの着替えのパンツがありまへん…」
その瞬間、僕は血の気が引いた。僕がシャワーから上がった時に僕が持っているのと同じパンツを履いた記憶がある。
僕は着替えのパンツを出した記憶は無かったが、自分の持っている柄のパンツだったので何の疑問も持たずにそれを履いてしまったのだ。そしてそのパンツはオカちゃんの物だった。
慌ててパンツを脱いでオカちゃんに渡したが、オカちゃんは軽く憤慨している。こういう時のオカちゃんは面倒くさいモードに突入する。
オカちゃん「まったく、勘弁してほしいですわ」
僕「ごめん・・・」
オカちゃん「どないして人のパンツを履きますかいなあ？」
僕「だから、ごめんってば・・」
オカちゃん「普通間違えんと思うんですわなあ」
僕「僕が持っているのと同じパンツだったんだよ・・・」
オカちゃん「ほぉー、だからしゃーないと・・・？」
僕「・・・（めんどくさ）」
僕がオカちゃんのパンツを間違えて履いてしまったのが悪い。だから文句は言わなかった。だけどなぜオカちゃんは人がシャワーを浴びている最中にわざわざ着替えをバスルームに用意したのだろうか？しかも僕が持っているパンツと同じ色、同じ柄で同じサイズのヤツをだ。
オカちゃん、頼むから着替えは自分がシャワーを浴びる時に用意しておくれ！
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ヒルトン上海虹橋のアクセス
僕達が泊まったヒルトン上海虹橋は上海虹橋空港からタクシーで20数分で着く立地だ。虹橋地区は日本料理や居酒屋などのお店も多く、日系企業の出張者の憩いの場所となっている。しかしヒルトン上海虹橋の場所は少し辺ぴな場所にあったので、日本の居酒屋などが多い通りへは10分ほど歩く必要がありタクシー利用が前提だ。
また、ホテルから一番近いコンビニまで徒歩で7～8分くらいはかかるし、夜はかなり暗い道なので買い出しは先に済ませておいた方がベターだろう。
まとめ
オカちゃんとの相部屋だったヒルトン上海虹橋の宿泊はなかなか快適に過ごす事ができた。ホテルの上級会員制度、ヒルトンHオナーズゴールド会員の特典は部屋のアップグレード以外はだいたい経験する事ができた。オカちゃんは何よりも朝食の選択肢が嬉しかったようだ。上級会員であれば部屋代だけで朝食がついてくるのはヒルトンHオナーズの魅力と言えるだろう。
ヒルトン上海虹橋は比較的リーズナブルでコストパフォーマンスの優れたホテルだと感じた。部屋の広さも中心部のヒルトン上海に比べて一回り大きい設計になっているので、交通の便を犠牲にしても良い人は選択肢に入れることが出来る。次に上海に来るときも候補のひとつに入れてみたいと思った。
中国に行く前に読んで欲しい記事
もしもこれから中国に行く人がいたら、中国人のお金の価値観について書いた記事「教科書が教えてくれない中国」をぜひ一度読んでほしい。
もうひとつは中国の食に関する記事になる。美味しさと残酷さは表裏一体という内容について書いた。僕が中国で経験した命を頂くということを読んでほしい。
番外編：ヒルトンホテルの上級会員になる方法
ヒルトンHオナーズゴールドの資格を取る為にはHオナーズゴールドのクレジットカードを作ればよい。その方法についてはルールさんのブログを参考にしてほしい。とても分かりやすくまとまっていると思うのだ。
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