君はGoogleに愛されたことはあるだろうか?
グーグルとは世界で1番の検索エンジンの名前だ。ブログを書いたり、ウェブサイトを運営しているとグーグルの存在はかなり重要になる。
なぜって?それはGoogleに愛されるのと、愛されないのとで訪問してくれる人の数が大きく変わるからだ。
自分でサイトを作って商売している人はもちろん、世の中にはグーグルに愛される方法を調べることを仕事にしている人がいるくらい大事なこと。それくらい、GoogleはWEBの世界では重要な存在で「唯一神」と呼んでも遜色ないレベルだ。
そしてある時、僕はGoogleに愛された。
あくまでも僕の周りの話になるが、おそらく愛された回数は誰よりも多く、受けた恩恵は自分が働いている会社の100万PV/日のウェブサイトよりも大きかったはずだ。
グーグルのアルゴリズムの変更や対策について語る専門家やブログは多い。けれどもグーグル砲と呼ばれるバズに関して、実体験を共にしたレポートはほとんど存在しないのが実情だ。
これから話す内容は全て僕の実体験になる。
SEOの専門家でも知らないであろう、僕とGoogleの隠された恋愛について語ろう。
目次
Googleに愛されるとは?
Googleに愛されるとはどういうことか分かるだろうか?
それはSEOの世界で自分が認められるということ、例えば自分の狙っているキーワードがグーグルの検索順位で1番や2番を取ることになるだろう。アフィリエイターやブロガーは日々、狙ったキーワードを上位表示させるために努力する。そこには企業と個人が入り混じって、収益を最大化させるための激しい戦争が行われている。
けれども僕とグーグルの恋愛は少し違っていた。
残念ながら僕のブログは元々ほとんど収益らしいものはない。もちろん狙っているキーワードも上位を取れるようなレベルではないのだが、ある日突然「グーグル砲」と呼ばれるバズが僕に訪れるようになったのだ。
グーグル砲とは?
グーグル砲とは、自分の書いた記事をグーグルがアプリでレコメンドしてくれること。(と言われている)
実際にそれだけなのかは分からないが、検索順位の無い新規の記事にバズが起きてPVが急激に増えるため「グーグル砲」と呼ばれている。
アフィリエイト業界で有名なおおきさんが、グーグル砲についてツイートをしていた。
Googleアプリ砲の狙い方
1⃣特化サイト作成
2⃣ある程度の記事数(数十本~)
3⃣新記事はSNS等でアクセスを短時間で集中させる
4⃣被リンクも短時間で増加すると尚良しつまり1⃣深く狭い枠で3⃣トレンドになる…と言うのが重要。
自分は”検索エンジン最適化”枠で、他のSEOサイトと枠を取り合ってる。 pic.twitter.com/BYYZ4GJzAr— おおき/SEOコンサル (@ossan_mini) 2018年12月13日
さすがSEOコンサルタントをしている人の分析だ。上記以外にもSEO対策について、かなり分かりやすく解説しているので、勉強したい人はフォローしたほうがよい。
おおきさんがこのツイートをした頃、僕は既に…
グーグル砲を自在に操っていた。
複数のアカウントで自分の記事を観察していたが、狙って書いた記事はほとんどグーグルアプリの上位に掲載されていた。
手法としては絶対に自分のサイトを訪問しない(履歴を持たない)状態で、関連カテゴリの記事をクリックするアカウントを幾つか作成する。もちろん異なるガジェットで表示されるかを監視していた。
自分の記事なので、リアルタイムのアクセス数が解る。だからバズり始めとその後の伸び方まで詳細に分析することができたのだ。これは実際に何度もバズらないとできない分析だと思っている。
実際にグーグル砲と暮らしていた側としては3番目の「SNSでPVを集中させる」はあまり関係なかった。僕は記事を公開する時にSNSをほとんど使っていないけど、かなりの確率でバズらせることができた。
Google砲は弱者のSEO対策
一般的なSEO対策とは事前リサーチやサイト設計などを熟考する必要があると言われている。ある程度の知識や経験を持った人でないと、戦場で立ち続けるのは難しい。
けれどもグーグル砲は違った。僕みたいに少しブログを書いているだけの人間でも対応することができた。
いわば弱者のSEO対策と言える。
グーグルのアルゴリズムに詳しくなくても、自分のサイトに人を呼ぶことが可能になる…そんな仕組みだったのだ。
世の中には新着ニュースだけを記事にするトレンドアフィリエイトと呼ばれる手法がある。グーグル砲に近しい部分もあるのだが、決定的に違うのは僕が書いた記事は全く持ってトレンドニュースではなかったということだろう。
新規記事がバズるとPV数はどうなるのか?
グーグル砲によって新規記事がバズるとPV数はどうなるのだろうか?
まず、グーグル砲には幾つかのレベルがあることを理解してほしい。なんというか、バズる強さに段階があるのが明白だった。
- リアルタイム50人くらいまで
- リアルタイム100人前後
- リアルタイム300人前後
- リアルタイム500人前後
- リアルタイム1,000人超
僕が経験したグーグル砲は上記のような段階に分かれていた。リアルタイムが300人前後まで来ると1日換算で2万PV前後のアクセスがあったと思う。
ちなみにリアルタイムが1,000人を超える新規記事の場合は…
1日で10万PVを記録したことがある。
(;゚Д゚)(゚Д゚;)…(;つД⊂)ゴシゴシ…(゚Д゚)ファ!?
よーく考えて見てほしい、アフィリエイターや企業のサイトなど収益化されているサイトがこの恩恵を受けると物凄いことになるのは想像がつくだろう。
グーグル砲のメリット
グーグル砲のメリットはズバリ、アクセス急増に他ならない。
僕の個人ブログのPVなんてたかが知れている。しかし、グーグルに愛されていた時、僕が記事を書くたびにグーグル砲がさく裂して、PV数は跳ね上がることとなった。
月間5万PVのブログが…月間77万PVへと躍進したのだ。
もともと収益性の低いブログだったが、さすがにこれだけアクセスが増えるとアドセンスの収益は一桁変わることになっていた。
ちなみにこれは僕の実体験だが、グーグル砲がさく裂している時は下記の参照元を見ることができる。
- discover google.com
- googleapis.com
- google.com
そしてこの中で激熱なのが「google.com」になることはあまり知られていない。記事がバズり始めた時にこの参照元が頻繁に登場すると、その後の伸び方が全く違うというのが僕の経験から経た持論になる。
グーグル砲のデメリット
そして2019年のある日を境にして、僕はグーグルから愛されなくなった。
グーグルのコアアルゴリズムのアップデートと共に…
グーグル砲の愛すべき相手が変わってしまったのだ。
グーグル砲のデメリットは、まさにグーグルに愛されなくなった僕のサイトその物と言えよう。論理的なSEO対策が施されていないサイトはグーグル砲を失うと非常に弱い。
毎日、数万PVを稼いでいた僕のブログは再び弱小サイトへと戻ってしまった。僕がグーグルに愛されていた時に見たのは、おそらく夢だったのかもしれない。
まとめ:再びグーグルに愛される日を夢見て
2019年3月に起きたグーグルのアルゴリズム変更によって、アクセス減の影響を受けたブロガーは多いのではないだろうか?
YLYMやEATという指標は個人ブログにとっては非常に厳しいものとなっている。僕の周りでもとても良い記事を書いているブロガーさんがキーワードを失ったり、形だけ企業の体裁を取っているサイトが上昇したりと何とも言えない状況になっている。
アクセスが3割減とか5割減は辛いと思う。けれども…
大丈夫、僕はもっと大きくPVが減っている。
ブログやサイトの運営に何を求めるのか?収益だったりアクセス数だったりは人それぞれ。僕はアクセスが大幅に減ってもブログを書くことをやめるつもりはない。そしてまたいつか…
グーグルに愛される記事を書きたい。
コメントを残す