Googleトップニュースという仕組みをご存じだろうか?僕はPVを上げる為にはSEO対策が必要で、それはブログの記事に検索語を交えて、戦略的に順位を上げることだと考えていた。しかし先日、僕のブログの記事がGoogleトップニュースに採用された。
特に重要な検索ワードを狙った訳でもなく、SEO対策も稚拙な僕のブログが大手のニュースサイトと並列している姿をみた。当然ながらGoogleからは大量の流入があり、PV数は跳ね上がったのだ。「Googleトップニュース」とは何か?そして再現性はあるのか?を検証したい。
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ブログを書いている人なら誰もがグーグルの検索順位を意識する。狙ったキーワードがグーグルの検索順位で1位に表示されれば、広告収入もアフィリエイト収入も思い通りになるだろう。そんな夢を見ながらブログを書いていると時々不思議なアクセスに出くわす。弱小ブログのどうって事のない記事なのにGoogleからの大量の流入が来ることがあるのだ。
初めての時は「ついに自分のブログが認められたのか…」と感慨深いものがあったのだが、翌日にはあっさりといつものPV数に戻る。それはまるで狐に化かされたような気分だった。そんなGoogleからの謎の検索流入について面白い状況に出くわした。自分のブログの記事がGoogleトップニュースに採用されている姿を目撃したのだ。
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目次
突然Googleからのアクセスが増えた
その日もいつも通り、僕は書きたいことについて記事を書いた。このブログは「陸マイラーブログ」と銘打っているが、雑記ブログ的な運用をしているので時事ネタにもたまに触れる。記事をアップして数時間後にやたらとアクセスが増えていることに気づいた。滞留人数を確認するした僕は、いつもとは違う強い風が吹いていることに気づいた。下の画像がその時の滞留人数だ。
先に断っておくが僕のブログは10万PVに満たない弱小ブログだ。普段の滞留人数なんてたかが知れている。多少、混み合うことはあるけれど夜の遅い時間にこんなに人が来ることは今までなかった。
Googleからの検索流入が一気に増えた記事はこの記事だった。興味のある人は村田選手の試合結果は判定負け~対戦相手は勝利を確信していた?ボクシングの判定基準とは~を読んでほしい。
記事の内容は先日行われたWBA世界ミドル級王座決定12回戦の観戦記だった。不可解な判定に疑問を持ち、速報ニュースを見ても誰も試合の本質を指摘しないと感じたので即興で書き上げた。詳しくは記事を読んでほしいが、対戦相手の陣営があれだけ不利な状況でも「判定になれば絶対大丈夫」という自身を持って作戦を立てていたのは不思議だ。
有効打と手数の関係とかじゃなく、あの状況でしたたかに振舞えるには何か理由があったはずだが、ボクシング業界に詳しくない僕にはそれが解らない。まあ、真相は絶対明らかにならないだろうけど。
Googleトップニュースに掲載されたことを確認
検索流入が大量に増えた原因はGoogleトップニュースへの掲載だと解ったのは後日だった。僕は自分で思いつく限りの記事にまつわる複合キーワードの組み合わせを試してみた。するとあるキーワードの組み合わせでGoogleの上位にいることが確認できた。
そのキーワードとは「ボクシング 判定基準」だった。その時の画像を貼り付けておこう。
そして掲載された場所は「Googleトップニュース」、僕より上の順位はスポーツナビ‐Yahoo! JAPANとJ-CASTニュースだけ、どちらも信頼感が抜群のニュースサイトだ。僕のような個人の弱小ブログとは比較にならない。けれどもこれだけは言える。
「僕のブログは一瞬でも彼らと同じ土俵に立ったのだ」
検索エンジンからの瞬間的な流入増に関してはブログ仲間の旅Mさんが前に記事にしている。その記事はこちらを読んでほしい。
僕はこの記事を読んでGoogleから瞬間的に増加する流入経路のひとつを理解した。しかし理解こそすれ、再現の方法が思いつかず地道にキーワード検索を抑えて行くべきだと考えていた。
今回の経験は少し違う。Googleトップニュースに採用されるという事例を論理的に再現して水平展開できれば僕のブロガーとしての未来は明るいはずだ。そう思って僕は調べてみることにした。
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個人のブログがGoogleニュースに採用される為には?
調べている内にGoogleニュースという存在に気づいた。Googleニュースには自分から登録する制度がある。ちなみにガイドラインの大枠はこんな風に書かれている。
Google ニュースが目指しているのは、世界中のニュースをユーザーが入手しやすいようにまとめること、そして、タイムリーで役に立つニュースを求めているユーザーに最適な形で情報を提供することです。
こうした目的を達成できるかどうかは、Google ニュース内の各サイトに大きく左右されます。そこで、Google ニュースでは、掲載するサイトを決定する際に公平性と一貫性を維持できるように、一定のガイドラインを設けています。
以下は、サイトの登録申請前にご確認いただく重要なガイドラインです。このガイドラインでは、サイトが Google ニュースのインデックスから削除される可能性がある場合や、アルゴリズムや手動によるスパム対策の対象になる可能性がある場合ついて、要点を説明していますので、ぜひよくお読みください。
サイトがスパム対策の対象になると、Google ニュースの検索結果に表示されなくなることがあります。
うーん、相変わらず難しい文章だ。要はガイドラインをちゃんと守ってやってくださいねという事だと思う。
Googleトップニュースの掲載可否はどう決まる?
Googleニュースの一般的なガイドラインの要点を箇条書きにしてみよう。なんだか使われている言葉が難しいので僕の理解した内容で書いてしまおうと思う。このことがニュースとして掲載される最低の基準となると思う。詳細は上のリンクで確認してほしい。
・タイムリーなニュースであること
・オリジナルな記事であること
・連絡先等の開示
・正確な内容であること
・読みやすい記事であること
どれもブログを書くときに守るべき常識的なルールと近しい。だけど僕はこのガイドラインを読み込む事である確信に近い手応えを得ることができた。
その確信とはこういうことだ。
「Googleトップニュースの掲載は中の人が判断しているのではないか?」
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「中の人」が判断している思う理由
僕が「Googleトップニュースは中の人が判断している」と思う理由は2つある。1つ目はガイドラインの項目を組み合わせて考えてみた。色分けしているのでそれを意識してみて欲しい。
「タイムリーなニュースがオリジナルな内容で読みやすく書いてある」
ガイドラインの3つの項目を組み合わせるとこのようになるが、これを判断できるほどGoogleアルゴリズムは進化しているのだろうか?僕の答えは否だ。もしそうであれば世間を賑わせたキュレーションサイトの怪しい医療情報だって見破れたはずだ。
2つ目の理由はこうだ。今回のボクシングの記事に関してはプロの記者が誰一人として村田選手の対戦相手の作戦の奇妙さを指摘していない。それを指摘した僕の視点を「中の人」が「タイムリーでオリジナルな視点で読みやすい」と評価してくれたのだと思う。
と、いう事は上記を踏まえて「中の人」の心を動かせばよい、という仮説を立てることができる。
下記の記事はGoogleニュースに採用されたか分からないけど最近アクセスの良かった記事だ。決してタイムリーとは言えないが…
Googleニュースはサイトを登録できる
ここからが重要なお話だ。Googleニュースは個人のブログでも登録することができる。僕のブログは運よく村田選手の世界戦の記事ででGoogleトップニュースに拾われたけれど、それを主体的に再現する為にはGoogleニュースに登録申請をして認められるという方法がありそうだ。
上手くいけば何らかのPV数アップの恩恵を受けることができると思うが、そんなに簡単な話でもないだろう。けれどもここまで分かれば後は行動あるのみだから僕は早速、登録申請をしてみた。
登録は下記のリンクを開いて右上の「ニュース」をクリックすれば登録ができる。但し、グーグルコンソールへのサイト登録が事前に必要になるようだ。
トップニュース掲載を目指す戦略
僕が考えるGoogleトップニュースへのアプローチを解説しよう。但しこれはたった1度の僕の経験から思いついた作戦だ。しかも「中の人」が必ずいるという仮説に基づいて考えたものだという事は覚えておいて欲しい。
・タイムリーな話題を記事にすること
時事ネタやスポーツネタなど興味のある分野について記事を書いてみる。とにかく手早く、時間との戦いになるだろう。
・独自な視点から心を打つような記事にすること
世間とは違う視点で書く習慣をつける。リスクを深堀するとか、逆説的な見方をする。特にタイムリーな記事を世間とは違う見方で書けたら良いかも。
・誤字脱字はしない
読みやすさ以前の問題なのだろう。僕はよく誤字脱字するので気を付けないといけない。
・Googleニュースにサイトを登録
無料だからとりあえず申請してみるべし。審査があるので受かるまで何度もやってみようと思う。
・連絡先等の開示
僕はしていない、これからもする予定はない。
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あとがき
ブログというのは本来であれば検索語を狙ったストック記事を書いていくのが王道なのかもしれない。けれども僕にとってそれは「書きたいことを書く」という、自分にとってブログを書く上での理念みたいなものと相反する時が多い。陸マイラーブログだと、どうしても制度や仕組みについてのハウツー記事がSEOの上位を占めてくるけれど、僕の知識や経験はまだまだ足りないのが現状だ。
今回の記事の内容は書きたいことを書いてPVを上げる為の手段のひとつとして考えていきたい。いずれにしてもGoogleは質の高い記事を追い求めているという事実を再確認した。
もしも読者の皆さんが書いた記事がGoogleトップニュースに採用された時はぜひ教えて欲しい。再現性を求めて一緒に考えよう。
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コメント失礼します。
登録申請したあとの結果はどうなったのでしょうか??
うろさん
コメントありがとうございます。
少しずつですがPVは伸びたと思います。ただしそれだけが原因とも思えませんし、細かく検証するのは難しいかなと言う感じです。(*^-^*)