「FIRST AIRLINES」(ファーストエアラインズ)とは地上にいながらファーストクラスのサービスを体験できるエンターテイメント施設、2016年12月8日に池袋に新規オープンしました。 (株)ラクレタという会社がプロモーションを請け負っているのですが、この会社の代表は前田圭介氏、経歴には(株)サニーサイドアップ、(株)博報堂プロダクツとの記述があります。サニーサイドアップと言えば「ほっとけない世界のまずしさ」というCMがあったのを覚えてますでしょうか?中田英寿氏とか北島康介氏などセレブな著名人が登場して1個数百円のホワイトのゴムバンドをアピールしたアレです。世間の評判は賛否両論でしたが、一世を風靡した事は間違いありません。確かに中田・北島両氏はファーストクラスに乗ってそうな雰囲気ですね。
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地上にいながらファーストクラスのサービスを体験できるエンターテイメント施設「FIRST AIRLINES」が2016年12月8日に池袋にオープン。ファーストクラスの航空券といえば一般人にはとても手の届かない成功者の証。東京ーロサンゼルス往復で80万円~170万円程度がかかります。それだけにサービスも一流なのですが、東京・池袋にどのようにエンターテイメント施設を再現したのでしょうか?またその狙いは一体何なのかを掘り下げてみたいと思います。
追記:記事の下の方に体験レポを追記しました。
目次
- 「体験する/味わうアート」としての機内食の可能性を
- なんとなく見えてきたビジネスモデル
- 美人シェフは当日料理するのか?
- 料金設定は2種類
- 受注予測の精度を上げて、経費を抑えるビジネスモデル
- ファーストクラスに乗る人ってどんな人達?
- 空港のラウンジサービスとは
- ファーストエアラインズには行ってみるべきか?
- ファーストクラスにしては座席が物足りないイメージ?
- 本当のファーストクラスに乗りたい!!
- ファーストクラスの特典航空券では実は無料でとれる
- ファーストクラスでパリ往復特典航空券に必要なマイル数
- 費用をかけずに大量のマイルを貯める方法
- ポイントサイトで企業の広告を利用すると大量にマイルが貯まる
- JALマイル・ANAマイルを費用をかけずに大量に貯める方法
- ビジネスクラスは必要マイルが少ないのでお勧め
- 追記:体験レポのリンクを追加します
ファーストクラスの機内やサービスを再現したエンタメ施設
実際にエアバスA310 で使われていた座席を使用してファーストクラスを再現した機内空間を演出、ファーストクラス8席とビジネスクラス4席を用意する。全部ファーストクラスにしないで差をつける徹底っぷりは面白そう。スペースの問題だったりして…。
そして会場のCAさんは元CAから訓練を受けた将来のCA予備軍だそうでアナウンスやファーストクラスのサービス、実演販売などがリアルに再現されるとの事。昨今、CAさんも人手不足だと思うので、学生さんとかのアルバイトなんでしょうか?
VRや中継動画を使ったエンターテイメントも
ファーストエアラインズ池袋ではまるでニューヨークやパリにいるようなVR(バーチャルリアリティ)体験を用意していて、ちょっとディズニーやUSJのアトラクションみたいな楽しさを目指しているようです。
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目玉はやはりファーストクラスの機内食か?
フライトチケットを購入して搭乗予約をするスタイルを取り、仮想旅行先(パリ・ローマ・ニューヨーク)に合わせた料理を提供。なぜかシェフは皆、モデルなみの美人がホームページに登場しています。ただし、経歴を見ると料理の世界の最前線という感じでもなさそうです。(料理研究家とか…)ファーストエアラインズの機内食のページにはこのように書かれています。
「体験する/味わうアート」としての
機内食の可能性を
今までのレストランの概念を超えた新しいお食事の体験が待っています。
飛行機の中で、一流のシェフが技と創造性を駆使したメニューをご賞味ください。
一体、どのようなメニューが出てくるのか詳細は提示されていませんが、総合的な「お食事」の体験演出が行われるようです。
なんとなく見えてきたビジネスモデル
完全予約制でフライトチケットを事前購入して搭乗券を買うというスタイルです。支払いはクレジットカードのみ。予約画面はこれ以上は進めないので解りませんがキャンセル料取られそうな気もします。この辺は予約してみないと分かりませんね。キャンセル料を取らなかったとしてもお客様に事前決済してもらえば、その可能性は自然と減るのではないでしょうか。また、完全予約制にはスタッフの人数のコントロールや食材の確保に対して無駄なく手配して対応できますね。ピンポイントで人件費や食材のロス低減を航空券を購入するスタイルに上手く合わせて運用しています。
美人シェフは当日料理するのか?
これはどうでしょう…?ファーストエアラインのサイト上ではメニュー開発なのか、実際に厨房に立つのかは明言されてませんが、ということは開発・監修というところでしょうか?もし毎日いるならお会いしてみたいですが。美人シェフの紹介ページはこちらから。
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料金設定は2種類
ビジネスクラスが4席あって6,200円(税抜き)、一方ファーストクラスは8席あって6,600円(税別)。現在、オープン記念とし400円割引のキャンペーンが行われています。結構いい値段するなと価格設定です。この店に行くのにわざわざビジネスクラスを選ぶ人はいるんでしょうか?ファーストクラスの8席だけで採算が取れなさそうですけど。飲食店の立ち上げに関わった事がないのでさすがに分からないです。詳しくは記事を読んでみてください。
受注予測の精度を上げて、経費を抑えるビジネスモデル
なんとなく分かって来たのはファーストエアラインの特筆すべきビジネススタイルは以下の通りだという事です。
1.事前支払い制度の為、お客様の数を事前に把握できる
⇒人件費の抑制、仕入の効率化、キャンセル防止に役立つ
2.経歴通りのプロモーションの巧みさで世の中にPR
⇒プレスリリースの数や美人料理研究家で話題を作り、実際の座席を設営しコアな航空ファンをも取り込む作戦
すごくざっくりとした分析ですが、さすがホワイトバンドの担当者、マーケッターとしての仮説は良く出来ているなあと思います。後は未来のCAさんのレベルや料理の味など総合的にお客様は判断するでしょう。 その他ラウンジの設定もあるみたいですし、憧れのファーストクラスのサービスという切り口も面白いです。
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ファーストクラスに乗る人ってどんな人達?
世間ではファーストクラスと言えば商売になるらしくこんな本が出ています。セールストークは次の通りです。
「ファーストクラスで学んだことをコツコツと実践していった結果、起業できました」と自ら語る著者が、VIPの習慣術を詳しく解説します。
Amazonのレビューがすごい事になっていて楽しめてしまうので、興味のある方は見てください。リンクを貼り付けておきます。
ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣 3%のビジネスエリートが実践していること (祥伝社黄金文庫)
空港のラウンジサービスとは
ファーストエアラインズにも空港ラウンジを\イメージしたものがあるのですが、実際の空港ラウンジはどうすれば利用できるのでしょうか?ビジネスクラス以上の航空券(もちろんファーストクラスも対象)を入手するか、航空会社のステイタス会員になるなどと色々な方法があります。下の記事ではJALのビジネスラウンジ「サクララウンジ」の内部の写真を公開しています。また、サクララウンジの利用方法についても解説していますので、興味のある人はぜひ読んでみてください。
ファーストエアラインズには行ってみるべきか?
私は一度行ってみてもいいかな?と思いました。但し、料金がもう少し安くなったらネタで飛行機好きの友人を誘っていこうかと思います。池袋だと場所柄、安くて美味しいお店が多いと思いますが、そんな中で異彩を放つアトラクション系レストランとして人気が出るといいですね。スタッフが全員、元CAでシェフも毎日顔を出す、という設定ならもっと良かったのかな?とも思いました。読者の皆様は如何でしょう?
ファーストクラスにしては座席が物足りないイメージ?
ひとつ気になったのは座席です。Airbus 310で使われているシートとの事で本物だとは思うのですが、私にとって「ファーストクラスの座席」とは半個室でフルフラットになるイメージがあります。またTVの大きさは最低20インチ以上で、海外ブランド(アルマーニとか)のアメニティやパジャマ、スリッパなどが当然のように用意されているのがファーストクラスというイメージです。画像のような感じですね。
ファーストエアラインの座席に関しては路線にもよると思いますが、俗に言う憧れのファーストクラスに比べると少し古いものになっています。もちろん、サービスも含めてトータルでファーストクラスの雰囲気を再現するというコンセプトは解りますが写真で見る限りは物足りないイメージですね。
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本当のファーストクラスに乗りたい!!
私はファーストクラスには乗ったことがありません。(ビジネスクラスはあります)ファーストエアラインズ池袋の記事を書きながら実際にファーストクラスに乗ってみたいと思うようになりました。ちなみにパリまでJALのファーストクラスのチケットを購入すると250万円程度かかります。一部のエグゼクティブの方に向けた料金ですね、さすがファーストクラスです。
私は平均的な給料をもらうサラリーマンです、間違っても飛行機のチケットに250万円は出せません。そこでどうやったら普通のサラリーマンの私でもJALやANAのファーストクラスに乗ってパリに行けるのかを考えてみました。これからお話する内容は私みたいなサラリーマンでも、専業主婦でも学生でも実践でき、ファーストクラスに乗れる方法です。できる限り解りやすく説明しようと思いますので、一度だけでいいので読んでみてください。私がこの方法を初めて知った時は本当に衝撃を受けました。
ファーストクラスの特典航空券では実は無料でとれる
JALやANAには「特典航空券」という航空券があるのをご存知でしょうか?特典航空券とはJALやANAのマイレージクラブに入会(無料)して貯めたマイルで交換した航空券になります。JALもANAも国内線・国際線ともに各目的地に向けて特典航空券が用意されています。特典航空券には大きく分けてエコノミークラス・ビジネスクラス・ファーストクラスの種類があります。特典航空券との交換に必要なマイルはエコノミークラスが一番少なく、ファーストクラスが一番多くなります。実は世の中にはこの特典航空券を少しの労力で無料で手に入れる方法があるんです。それをこれから順を追って解説して行きます。
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ファーストクラスでパリ往復特典航空券に必要なマイル数
JALとANAのパリ行きのファーストクラスの航空券を交換するのに必要なマイル数は下記の通りです。ビジネスクラスやエコノミークラスはもっと少なくなりますのでリンクで確認してください。
・JALのファーストクラスでパリに行く場合
JALの国際線特典航空券 (往復)に交換してファーストクラスでパリに行くには最低で120,000マイルが必要になります。(曜日限定特典の場合)
JALマイレージバンク – JAL国際線特典航空券 マイル早見表:曜日限定特典
前提条件としてJALマイレージバンクへの入会(無料)が必要になりますので入会を忘れないようにしてください。下記のリンクからJALマイレージバンクに入会できます。また、JALカードを持っていると特典航空券の交換に必要なマイルにJALカード割引が適用されます。JALカードを作るとマイルはかなり貯まりやすくなる為、特典航空券で海外に行きたい人はJALカードを持つことでかなり有利になります。
・ANAのファーストクラスでパリに行く場合
ANAの国際線特典航空券(往復)に交換してファーストクラスでパリに行く場合は最低で165,000マイルからになります。ANAの特典航空券はシーズンによって変動しますのでANAのサイトで確認するようにしてください。
概要│ANA国際線特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ
ANAもJALと同じようにANAマイレージクラブへの入会(無料)が必須となります。またANAのクレジットカードも各種ありますので自分にあったANAカードを作れば特典航空券獲得への近道になります。
はじめての方へ ANAマイレージクラブの楽しみ方│ANAマイレージクラブ
ファーストクラスの特典航空券(往復は)JALのが120,000マイルでANAが165,000マイルと大量のマイルが必要になります。通常通りに飛行機に乗ったり、JALやANAの提携クレジットカードで買い物をしてマイルを貯めても私のような平均的なサラリーマンにはとても手の届くものではありません。 これから航空券やクレジットカードでの買い物に頼らない、そして費用のかからない大量のマイルの貯め方を解説します。
費用をかけずに大量のマイルを貯める方法
「マイルの貯め方」と聞いてどのような方法を思い浮かべるでしょうか?クレジットカードの決済?出張や旅行のフライトで貯めるのか?どちらもマイルを貯める代表的な例だと思いますがひとつだけ問題点があります。
それは自分の収入の壁を越えられないということです。私みたいな平均的な年収のサラリーマンが年間に使うクレジットカード(私はJALカード)の決済額は公共料金や生活費を全てをそうしてもせいぜい2~300万円程度です。これは単純に2~3万マイルしか貯めることはできません。出張のマイルをJALに集中しても1年で貯まるマイルは数千マイル、3~4万マイルではファーストクラスの特典航空券には届きません。しかも獲得したマイルには有効期限があって、普通は3年程度で失効するようになっています。これでは簡単にはマイルを貯めてファーストクラスの特典航空券と交換するところまでは辿り着けませんね。
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ポイントサイトで企業の広告を利用すると大量にマイルが貯まる
そこで搭乗するのがポイントサイトです。「ポイントサイトって何?」と言う人の為に簡単に説明するとこんな感じの流れになっています。
1.色々な企業がポイントサイト内に広告を出している
2.消費者がそれを利用するとポイントサイトは企業から広告料をもらう
3.ポイントサイトは広告料の一部をポイント(現金やマイルに交換可能)として消費者に還元する
ポイントサイトには企業があの手この手で新規顧客を獲得する為にいわゆる「美味しい
案件」を用意しています。この仕組みを上手に利用して、費用をかけずにマイルを大量に貯めることができるのです。
JALマイル・ANAマイルを費用をかけずに大量に貯める方法
下記のリンクにポイントサイトを使って大量にマイルを貯める方法の流れを順番に説明しています。ソフトバンクの金曜日に牛丼やアイス、ドーナッツ無料よりも遥かにお得な案件があります。私は金曜日に牛丼一杯数百円の為に並ぶくらいだったら、ポイントサイトの案件をひとつクリアして10,000マイルを無料で貯める方がお得だと思います。 最初はポイントサイトというのは「危険じゃないの?」と思うかもしれませんが、名だたる大企業が広告を出しているサイトだという事を認識してお読みください。読んで頂ければ絶対に損はしないと思います。
JALマイルを貯める場合はこちらの記事をクリック
ANAマイルを貯める場合はこちらの記事をクリック
現在私はJALマイルを20万、ANAマイルを仮想マイル込みで25万ほど持っています。仮想マイルとは制度の大きな変更がなければいずれマイルになるポイントです。もちろんクレジットカードの決済や出張や家族旅行のフライトで貯めたマイルもありますが、それは全体の2割程度、1番シェアが大きいのは上記のJAL・ANAのマイルの貯め方の方法になります。興味がある方はリンクの記事をぜひご一読ください。
ビジネスクラスは必要マイルが少ないのでお勧め
先に紹介したマイルの貯め方の記事を実践されれば1年間でファーストクラスに乗れるだけのマイルを貯められます。ただし、家族や恋人と一緒に旅行するとしたら足りないのも事実です。その場合はぜひビジネスクラスの特典航空券を狙う事をお勧めします。ビジネスクラスのパリ往復の特典航空券は85,000マイルと割安になっています。上記の方法ならばJALは年間18万マイルを貯めることができますので、ビジネスクラスを選択すれば2人で優雅にパリ旅行に行くことができるのです。
ちなみに上記がJALビジネスクラス「SKY SUITE」の座席です。長距離路線向けなのでフルフラットになり、プライバシーを重視して隣の席とは仕切られています。友人や夫婦・恋人と旅行に行く時の為に隣の席との仕切りは外せるようにもなっています。今の航空業界ではヨーロッパなどの長距離路線はこの形のシートが一般的になっています。
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追記:体験レポのリンクを追加します
ファーストエアラインズの開店前に取材体験された方がいるようですので体験レポの記事をリンクします。
なかなか楽しそうですが写真だけ拝見して抱くイメージはビジネスクラスっぽいな…というところです。最新の機材のビジネスクラスは隣の人の顔が見えないようになっていたり、自分でメニューが選べるようになっていたりとかなり進化しています。参考までに最近私が搭乗したカタール航空の搭乗記のリンクを下記に貼っておきます。カタール航空はエアラインアワードで過去に何度も1位になっている航空会社です。フライト中に自分の好きな時間に料理を頼むことができたりと、サービスの良さには定評があります。
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↓応援の意味もこめてポちっとお願いします。
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