北欧・フィンランドの航空会社、フィンエアーのビジネスラウンジを利用する機会があったので体験記を書こう。
北欧の国、フィンランドのヘルシンキ国際空港第二ターミナルにあるフィンエアーのビジネスラウンジはマリメッコや北欧テイストの家具に囲まれた他に類を見ない空港ラウンジだった。
フィンランドと聞いて日本人にとって馴染みがあるのは「マリメッコ」と「ムーミン」だろうか?どちらもヘルシンキ空港にショップを構える、国を代表する存在になるだろう。そしてフィンエアーではマリメッコをビジネスクラスのアメニティに採用し他社との差別化を図っているのだ。
ヘルシンキ空港にあるフィンエアーのビジネスラウンジはこだわりの内装や雑貨で他の航空会社と明確に差別化されていた。その為、空港のビジネスラウンジ巡りが大好きな僕にとってフィンエアーのラウンジを利用できるのは、久々に素晴らしい体験となった。
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今回、僕はJALの大幅遅延によりヘルシンキで一泊しなければならなかった。その為、翌朝の振替便の搭乗前にヘルシンキ空港のビジネスラウンジに立ち寄ることが可能になったのだ。
実際に僕が体験した北欧インテリアやマリメッコの雑貨が素敵なフィンエアーのビジネスラウンジを画像と共に紹介したい。
ちなみに僕が搭乗したJALビジネスクラスのヘルシンキ行きが成田を出発して1時間半後に引き返した時のJALの対応については下記の記事を参考にして欲しい。
目次
フィンエアー(フィンランド航空)について
フィンエアーは日本の成田・中部・関西・福岡の国際空港からヘルシンキを経由してヨーロッパの主要都市へと就航するフルキャリアのエアライン。
北欧ベストエアラインやヨーロッパのベストエアラインを受賞するなど、対外的に評価の高い航空会社である。加盟アライアンスはワンワールドでJALと提携、ヘルシンキ空港では日本語サービスを採用するなど日本人客に対して力を入れている。
https://www.finnair.com/jp/jp/
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ヘルシンキ空港のフィンエアービジネスラウンジの位置
ヘルシンキ国際空港第二ターミナルのフィンエアーラウンジは22番搭乗口の側、階段を上がった所にある。
少し見つけにくいので22番搭乗口まで来たら、上を見上げて探すと良いだろう。分かりづらいかもしれないが、階段の画像も記載しておこう。下記の画像のシュールな人形がずっとそこにあるかどうかは定かではない、念のため。
これは余談だが、ヘルシンキ国際空港はヨーロッパの玄関口になりハブ空港の役割を果たしているが第二ターミナルの作りは極めてコンパクトだ。特に搭乗口の作りは質素で、お土産屋さんの間をぬって列ができるような状況なので、初めて利用する人は注意して欲しい。
北欧テイスト満載、マリメッコだらけの空港ビジネスラウンジ
フィンエアーのビジネスラウンジの特徴はなんといってもそのデザイン性にある。入室したらすぐに目に入る可愛いらしいデザインの家具の数々はインテリア好きな人にはたまらないだろう。
クッションがマリメッコなのもフィンランドという国の雰囲気をより楽しませてくれし、自宅のインテリアの参考にしたくなるような北欧家具に囲まれている。国を代表するフルキャリアエアラインとして、マリメッコの宣伝という役目をしっかりと担っていると感じられた。
見渡せばどれも欲しくなる北欧テイスト家具のインテリア。好きな人にはたまらない、そんな風に特化したビジネスラウンジは面白いのだ。
僕が独自の視点でJALのビジネスラウンジ、サクララウンジを評価した記事は下記を読んでほしい。
また通常のサクララウンジの体験記もリンクを貼っておこう。
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女性に人気のファブリックブランド「マリメッコ」
マリメッコと言われてもピンと来ない男性読者の方も多いかもしれないので説明しよう。マリメッコ(marimekko)はフィンランド発祥のファブリックのブランドです。日本でも人気が高く、マリメッコが大好きな女性ファンも多く存在します。
マリメッコは1960年代に雑誌に掲載されたり、時の大統領候補夫人が着用することをきっかけに世界的なブームを引き起こしました。
今でもマリメッコを代表する柄として人気なのが「ウニッコ」と呼ばれる上記の花柄になります。
日本にマリメッコが本格的に入ってきたのは1960年代後半と言われています。今では日本人を含む多くのデザイナーを抱え、さまざまなプロダクトを世に送り出しているようです。
フィンエアーとの取り組みは2012年にマリメッコのウニッコ柄の飛行機を実現させ、アメニティや食器などを今も取り揃えているようです。
フィンエアーラウンジの食事やドリンクについて
食事はどちらかと言うと軽食が中心で、僕はキッシュとサンドイッチを頂いた。コーヒーメーカーで作れるコーヒーの種類が多かったり、マグカップやナプキンが全てマリメッコだったりするところも中々良いと感じた。
上の画像がマリメッコのマグカップが並んでいるところだ。なんだか少しシュールな絵のような気もするが、慌ただしい空港のビジネスラウンジでこういうのを見るとほっこりしてしまう。
この後、お土産屋さんでマリメッコのマグカップを買おうか悩んだが20ユーロくらいしたので買わなかった。
奥に進めば空いているマリメッコラウンジ
フィンエアーのビジネスラウンジは縦長の形状なので奥に行けば行くほど人が少なくなる。ビジネススペースや1人用のリラックスできるスペースもある。
空間ごとにインテリアに変化をつけてあるのは、まるでIKEAのお店のようだった。ゆっくり寛ぎたい人には奥に行くことをオススメしたい。
ビジネスラウンジの1番奥にはマッサージチェアーも完備していた。膝掛けはもちろんマリメッコのものが置いてあった。このスペースは椅子が全て滑走路の方を向いているので、飛行機を眺めながらマッサージを受けられるようになっているのだ。
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フィンエアーマリメッコラウンジの利用方法
ヘルシンキ空港のフィンエアーラウンジを利用する為には幾つか方法が存在する。その方法を下記に記載してみよう。
・フィンエアーの上級会員になる
・ワンワールドに加盟する航空会社の上級会員になる
・ビジネスクラスを利用する(フィンエアー、JAL)
上記の中で一番現実的なのは「ビジネスクラス」に搭乗して、ヘルシンキに行くことだ。経済的に余裕がある人はビジネスクラスの航空券を買えばよいが、僕はそんな余裕がないのでJALマイルを貯めてビジネスクラスに乗るようにしている。
あまり知られていないが、JALマイルは工夫をすれば意外と簡単に貯めることができる。その方法の詳細についてはJALマイルの貯め方・無料で180,000マイル以上のJALマイルを1年間で貯めるお得な貯め方を公開します。を読んでみてほしい。
ヨーロッパまで必要なJALビジネスクラスの特典航空券のマイル数は85,000マイル(曜日限定特典)になる。年間18万マイル貯める方法を実践すれば、夫婦や大切な人と2人でヨーロッパ旅行が可能になるだろう。
まとめ:フィンエアービジネスラウンジ
フィンエアーのビジネスラウンジを利用して、1番印象に残ったのはやはりマリメッコの雑貨の数々だ。マグカップやナプキンなど日常生活にデザインが浸透している北欧の暮らしを垣間見ることができた。
とにかく何かに特化したビジネスラウンジは楽しいという事も解った。他に僕が体験してみたいのはエミレーツ航空のモエシャンラウンジだろうか?
北欧テイストのフィンエアーのビジネスラウンジはヘルシンキ国際空港の第二ターミナル22番搭乗口付近の階段の上にある。北欧テイストのマリメッコラウンジをぜひ、ヘルシンキに立ち寄る際にはぜひ利用してみて欲しい。
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