あなたは英語で海外旅行時のトラブルを解決できるだろうか?先日、旅行会社のてるみくらぶが倒産した。海外旅行先でホテルに泊まれない、航空券が発券されていないトラブルが頻発している。てるみくらぶの倒産は特殊な例だが、海外でトラブルを解決するには英語で自己主張をする必要がある。もう一度聞くがあなたは英語で海外旅行のトラブルを切り抜ける自信があるだろうか?
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英語圏では沈黙は金ということわざは通用しない。英語で主張できなければハワイなどの一部の観光地を除いて冷たい対応をされることも多い。空港やホテルはどうだろうか?
僕が泊まったバンコクの高級ホテルには日本人スタッフは1人だけしかいなかった。会話は基本、全てが英語で行なわれる。空港でも日系以外の航空会社で日本語が通じたことは記憶にないというのが僕が見てきた現実だ。
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てるくらぶの倒産の衝撃
てるみくらぶの倒産事件で海外旅行に新たなリスクが顕在化したのではないだろうか。ツアーで申し込んだ海外旅行で泊まるはずだったホテルに断られ、てるみくらぶへ支払い済みの部屋代を請求されたりした。英語が話せない人はホテルや空港会社との交渉に相当苦労した事だろう。
世界で一番安全な国からツアーで海外旅行に出かけて急にハシゴを外された人達は運が悪いとしか言えない。海外では万が一の時に自分で自分の身を守らないといけないという現実がツアー旅行でも発生した。これはてるみくらぶの倒産で世間の知るところとなったのではないだろうか?
てるみくらぶに関する記事
てるみくらぶの倒産に関する記事は下記のリンクをクリックして読んでもらいたい。
僕の嫁さんはツアーを申し込んだ旅行会社が倒産した経験を持つ。その時の事についてまとめた記事はてるみくらぶの事業停止・倒産に思うを読んでほしい。
てるみくらぶは記者会見において新聞広告などの媒体コストがかさんだ、と述べている。新聞広告にどれくらいの金額がかかるかはざっくりだが以前の記事で検証した。その時の記事はてるみくらぶの社長の記者会見に物申すを読んでもらいたい。
てるみくらぶの倒産で昔経験した取引相手の倒産を思い出した。そのお話はてるみくらぶの倒産に思う〜僕が体験した計画倒産のリアル、経営状態が良くても倒産する理由とは〜を読んでみて欲しい。
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僕が経験した海外旅行での小さなトラブル
僕も以前、ドイツに行った時に小さなトラブルに巻き込まれたことがある。日本でも有数のホテル予約サイト経由で泊まったホテルだった。既に代金は支払い済みなのでバウチャーを見せたが「trainee」(研修生)のバッジが付いているフロントの女性は「予約が入っていない」の一点張りだった。
15分くらい交渉してもダメだったのでラチがあかないと思った僕は、違うスタッフを捕まえて交渉しなければならなかった。結局はホテルのシステムエラーということで事なきを得たのだが、チェックインには1時間くらいかかった。
長旅の疲れの中での交渉は英語が話せても辛いものだった。もし、あの時に英語で交渉できなかったら?僕は一体どうなっていたのだろうか?
トラブルを切り抜ける交渉力
てるみくらぶの倒産被害を受けた人の中には華麗に切り抜けた人もいた。このツイートを見て欲しい。
本日無事帰国しました。ハイアットリージェンシーのチェックアウト時に宿泊代を支払ってほしいと言われましたが、既にてるみくらぶは破産し、債権はホテル側にある為、消費者と債権者が勝手に話し合い、消費者側が第三者弁済をすることは出来ない旨お伝えしたところ、では結構ですと言われました。
— てるみくらぶツアー終了 (@wikiki0327) 2017年3月28日
実際に英語で交渉したのかどうかは書かれていないので不明だが、非常時にこの冷静な対応は華麗だと思う。僕はこんなに詳細に英語で交渉するスキルは持っていないが、海外で主張しないという事は全て受け入れていると解釈されたりもする。だから今回のように「ホテルから払え」と言われた時に反論できるくらいの英語力は身につけておいた方が良いだろう。
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今こそ英語を勉強しよう
海外旅行でのトラブルが話題になった今だからこそ言いたい。僕達は今こそ英語を勉強しよう。旅先でトラブルに遭うのは運の問題もある。それを自力で解決できる力を持っているかどうかは自分次第だ。
別に発音なんて綺麗じゃなくてもいい、相手が言っている事が半分しか分からなくてもいいから、海外旅行をより楽しむ為に今から英語を勉強してみたらどうだろうか?
英語の上達方法
ではどうやって英語を勉強すればいいのか?と皆さん思うだろう。絶対に英語が上達する方法を教えよう。マンツーマンの英会話教室に週に最低3日以上、1年間通い続ければあなたの英語力は飛躍的に伸びるはずだ。
週3日以上通えばキチンとしたカリキュラムを組めるだろうし、1年間通い続けられれば日本人がもっとも苦手なアウトプットをする度胸は各段に上がるはずだ。間違いなく上達することを保障する。但し、それなりの費用はかかると思う。
お手軽な英語の上達方法
もっとお手軽な英語の上達方法も幾つか紹介しておく。ひとつめは「ESL POD CAST」である。
ESL POD CASTを聴く
これは第二外国語としての英語を学ぶポッドキャストで、なんと使用料無料である。内容は全て英語で説明される所が重要なポイントで、これは世界中の英語を母国語としない人達が利用する英語ツールだ。
日常の平凡なシーンを切り取ったお話を「①ゆっくりとしたスピード」、「②一文ずつ英語で単語の意味や文章の意味を解説」、「③通常のスピード」で読み上げられる。通勤や通学の電車の中で英語漬けになれる。今でも僕は電車の中でこのポッドキャストを聞いている。
但し、車で聞くと僕でも眠くなるので注意が必要だ。
無料だが寄付は随時受け付けているらしいので、もし役に立ったら寄付も考えてあげて欲しい。
リトル・チャロのDVDを視聴する
リトル・チャロ ~ニューヨーク編~ Vol.1 ロスト・イン・ニューヨーク [DVD] リトル・チャロ ~ニューヨーク編~ Vol.2 恋の予感 [DVD]英語に苦手意識がある人におすすめなのがこちらのリトル・チャロというDVDだ。これは2008年頃のNHKの英会話番組だったのだが、とにかく良く出来ている。
主人公のチャロは手違いで飼い主にニューヨークに置き去りにされてしまう。そこから日本に帰る為に繰り広げられる笑いあり、涙ありの物語だ。
このDVDでは日常会話で実際に使うフレーズを中心に本で読むと小難しく感じるテクニックを楽しく学ぶことができる。英語が苦手な人にぜひ観てもらいたい。
僕はリトル・チャロを留学前に観てかなり影響を受けた。実際にリトル・チャロから学んだフレーズはどれも直ぐに海外で使える物ばかりだったと思う。
今でもテレビにこの番組のMCだったSHELLYが出てくると英語を必死に学んだあの日を思い出す。
英語新聞を読む
The Japan Timesを読む
Never miss what’s happening in Japan 【The Japan Times Digital】
最後は「英語を学ぶには少し遅いかな?」と思っているあなたにお勧めする勉強法だ。それは英語新聞を読むことだ。デジタル版もあるので電車の中でも読みやすい。
日本のニュースを英語で読む為、内容を理解しやすくて親しみが持てる勉強法だ。始めは自分が興味を持てる記事だけ読めばいい。政治・経済が苦手な人は昨日のスポーツの結果を英語で読もう。日本語で新聞を読んだ中で興味のある記事だけを英語新聞で読み返せばいい。
英語は日本語ほど言い回しが複雑ではないので、ニュースの核となる部分に記者の主観が入りづらい。つまり事実を客観的に読みやすい、というのが僕の感想だ。
しかも英語新聞にもうひとつ大きな利点がある。それは電車で英語新聞を読んでいるとかっこいいという事だ。笑
まとめ
新しいことを始めるには物凄いパワーが必要だ。それは英語を学ぶことも同じだと思う。てるみくらぶが倒産して自力で海外から帰らなければならないというニュースは海外旅行でのトラブルは誰にでも起こり得るということを証明した。
何度も言うがトラブルに遭うかどうかは運次第、だがそれを解決する力を持つかは自分次第である。今こそ英語を勉強しよう、それもASAPでだ。(as soon as possible:できるだけ早く)
自分の中で不確かな物を確実な物に変える方法はただひとつ、一歩前に踏み出す事だ。
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