エミレーツ航空のビジネスクラスラウンジ「モエ・エ・シャンドン・シャンパンラウンジ」~エミレーツ航空でステータスマッチ~

モエ・エ・シャンドン

職場の先輩の勘違いで発券まで進んでしまったエミレーツ航空のミラノ行き航空券。僕のJMBサファイア(JALの上級会員)の資格は初めてのイタリア出張には何の役にも立たなくなってしまった。

こうなったら乗り継ぎ便までの間にドバイの空港で遊ぼうと色々調べていたらドバイのビジネスクラスラウンジには「モエ・エ・シャンドン・シャンパンラウンジ」なるものが存在することに気づく。憂鬱だったドバイ経由のフライトにも「モエシャンドン」が手がけるエミレーツ航空のビジネスクラスラウンジを体験するという目的ができたのだ。

その目的を果たすために僕は初めてステータスマッチに挑戦することにした。ワンワールドやスターアライアンスに所属していないエミレーツ航空は僕のステータスマッチを受け入れてくれるのだろうか?

後日追記:ステータスマッチの結果を記事の最後に掲載。

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エミレーツ空港はワンワールド(JAL)やスターアライアンス(ANA)といった航空会社のアライアンスには所属していない。独自にEmirates Skywards(エミレーツ・スカイワーズ)という会員プログラムを展開しているのだ。僕はJALマイレージバンクサファイア(JMBサファイア)の資格を取得している為、本来であればイタリア出張はワンワールドに属している航空会社で行きたいところである。

ところが手配してくれた優しい先輩に「ドーハ経由で」と暗にカタール航空をほのめかしたところ、「ドバイ経由」と勘違いされて予約が進んでエミレーツ航空に乗ることになってしまったのだ。

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既に起こってしまった事を悔やんでも仕方ない。気を取り直して僕はせめてドバイ空港での乗り継ぎの時間を満喫しようと思いネットを調べていた。するとドバイ空港のエミレーツ航空のビジネスラウンジにはなんと「モエ・エ・ジャンドン・シャンパンラウンジ」なる場所が存在することに気づいた。結婚式や会社のパーティーでしか飲んだ事のない、あのモエシャンドンが手掛けたエミレーツ専用の空港ラウンジがあるというのだ。

 

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「モエ・エ・シャンドン・シャンパンラウンジ」 とは?

シャンパンラウンジ

上の画像はエミレーツのウェブサイトでの「モエ・エ・シャンドン・シャンパンラウンジ」の紹介である。このエミレーツ専用のビジネスクラスラウンジについてエミレーツ航空のサイトではこう記述されていた。

エミレーツ航空サイトより

エミレーツのためにデザインされたモエ・エ・シャンドン・シャンパン・ラウンジでは、同社を象徴するシャンパンから代表的な4種と、ミシュランのスターシェフが考案したカナッペのセレクションをお召し上がりいただけます。
モエ・エ・シャンドン・グラン・ヴィンテージ2006年の、完熟ピーチやマンゴーとペッパーやマジパンのコントラストには、山羊のチーズとエメンタール・グジェールを、ベリーが強いモエ・エ・シャンドン・ロゼ・アンペリアルには、ブラックベリーとザクロのマカロンが合います。
空港ラウンジにある唯一のモエ・エ・シャンドン・シャンパン・ラウンジをお楽しみください。 ゴールドを基調とするデザインとエレガントなシーティングは、モエ・エ・シャンドン・シャンパン、そしてエミレーツのお客様の動き、流動性、エネルギーを表現しています。

 僕には解読不能な言葉が羅列しているが、「言葉の意味はよく分からんがとにかくすごい自信だ」と思った。

 

モエのロゴ

「モエ・エ・シャンドン・シャンパンラウンジ」には最高級の4つのシャンパン「モエ アンペリアル」「モエ ロゼ アンペリアル」「モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ」「モエ ネクター アンペリアル」準備されているようだ。それにあった料理とかあってなかなか楽しそうである。これはやはり行ってみたいと思うが僕はお酒のことは全然解らなかったりする…

   

 

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エミレーツ・スカイワーズのシルバー会員なら入室できる

スカイワーズ

いろいろと調べてみるとモエ・エ・シャンドンラウンジはエミレーツ航空のビジネスクラスラウンジという位置づけだった。そうするとエミレーツ・スカイワーズ会員のシルバー会員以上になれば入室できることになる。しか僕はJALの上級会員ではあるがエミレーツ航空に搭乗した経験はない、今回が初めての利用なのである。

初めて利用するお客にわざわざ上級会員の資格を与えるなんてふざけた話があるはずないと思ったのだが、世の中には「ステータスマッチ」というVIPな方法があることを思い出した。

 

ステータスマッチとは?


ステータスまっち

ステータスマッチとはある航空会社の上級会員が別の航空会社の上級会員にマッチングしてもらい、その航空会社の上級会員のサービスを受けることである。

 

ステータスマッチは、航空会社の場合、あるエアラインの上級会員であることを別のエアラインに伝えて、自らをそのエアラインの上級会員にマッチングしてもらうことを指します。

例えば、A航空会社からB航空会社にステータスマッチしてもらう場合、A航空会社のステータスが分かるもの(ステータスカード、搭乗履歴など)をB航空会社にメールなどでステータスマッチして欲しい旨を併せて伝えます。
B航空会社はA航空会社の上級会員である当人を一定期間、B航空会社の上級会員として招き入れます。
そうすることで、B航空会社はA航空会社の上級顧客を獲得でき、利用客側と航空会社側双方でメリットが発生します。

日本では、まだあまり馴染みのない単語ですが、上手く利用することで快適な空の旅が得られることが考えられます。

※ステータスマッチジェーピーより

ステータスマッチジェーピー!| statusmatch.jp

 

つまりJALの上級会員の僕がエミレーツ航空に上級会員にしてほしいとリクエストして、承認されれば期間限定などの条件付きでエミレーツの上級会員になれるということである。エミレーツのシルバー会員以上にマッチングできればモエ・エ・シャンドンのビジネスクラスラウンジに入れることになる。

僕の大好きなサクララウンジと比較してみたいものである。サクララウンジの体験記はこちらを読んでほしい。

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Emirates SkyWardsの内容

スカイワーズ看板

エミレーツ・スカイワーズは「ブルー・シルバー・ゴールド・プラチナ」の4つのランクに分かれる会員制度だ。JALの「普通会員・クリスタル・サファイア・ダイヤモンド」とほぼ同じなのだろう。ところが僕が調べた海外のサイトの記事ではエミレーツは通常ステータスマッチはほとんど受け入れてないとのことだった。

しかし世の中に「例外のないルールは世の中に存在しないはず」と思いながら記事を探しているとついにエミレーツ航空でステータスマッチに成功した体験談を見つけたのだ。その記事を読んでみて分かったことがある。どうやらワンランク下のステータスマッチであれば受け入れてくれることがあるということだ。僕はJALのサファイア会員なので同じランクだとエミレーツ・スカイワーズのゴールド会員になるがワンランク下だとシルバー会員になるのだろう。

シルバー会員でもドバイのビジネスクラスラウンジは利用できることになっている。ということは憧れの「モエ・エ・シャンドン・シャンパンラウンジ」に入室できるのだ。(知ったばかりだけど)

早速僕はステータスマッチの申込メールを打ち始めた。 

 

ステータスマッチを申請する

俄然やる気になった僕は早速ステータスマッチに向けて文章を考えた。始めての経験なのでとりあえず見よう見まねでメールを書く。文面はざっくり下記のような内容にした。

 

・JALの上級会員であること(サファイア画像添付)

・仕事でヨーロッパに頻繁にいくこと(少し盛ってる)

・エミレーツに興味があるからステータスマッチしてほしい

・体験してみて良かったら頻繁に利用するかも

 

エミレーツ・スカイワーズに新規入会して会員番号も記載した。そして丁寧でフレンドリーな文章を心がけてメールを送った。こういう時は英語を勉強しておいて良かったと感じる瞬間だったと思う。英語に関する記事は下記を読んでほしい。

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エミレーツからの返信

オペレーター

それから5時間くらいしてエミレーツ航空から返信が来た。正確には夜中にメールを打って朝起きたらメールが来ていた。僕は年賀はがきのお年玉当選番号を見る時みたいにドキドキしながらメールを開いた。メールは「ニキータ」という女性スタッフから来ていて、こう書いてあった。

 

Dear はにゃおさん

 

「ハロー、申し込みありがとう。下記の内容に答えてね」

 

 ・会社名、役職、連絡先

 ・JALの6か月のフライト記録

 

「全部揃ったらアタシが営業と話をしてあげるわよ」

 

Regards,

ニキータ

 

ニキータがフレンドリーなのは僕の幻想かもしれない。でも僕は心の中でガッツポーズを取った。喜ぶのはまだ早いけど質問が来るのは脈があるのではないか?会社名、役職名はたいしたことないけど僕がJGC修行を始めたのは去年の11月だ。そして直近6か月は僕が人生で1番JAL便に乗った期間である。バリバリの出張族には敵わないけど、それなりにサマになるフライト記録になるだろう。僕はフライト記録をJALのサイトで作成してニキータにメールをした。

 

まとめ

モエ宣伝

このブログを書いている今、エミレーツ航空からは正式な返事は来ていない。僕にできることは気長に結果を待つことだけである。先輩とのミス・コミュニケーションから始まった今回の事態は僕に新しい目標を設定してくれた。それが「モエ・エ・シャンドン・シャンパンラウンジ」である。3週間後にドバイ空港でシャンパン片手に過ごしているかどうかはニキータ次第だ。もしかしたら上手くいかないかもしれないけれど「まずは行動してみる」という陸マイラーの基本を守れたので今のところ満足してる。でもやっぱり「モエシャンラウンジ」に行きたいなあ・・・

このお話は多分続くと思う。

 

後日追記:ステータスマッチ成功しました!

この記事を書いてから約1ヶ月後、エミレーツ航空から連絡が来た。結果はスカイワーズ・シルバーの資格を付与してくれるとの事。エミレーツ航空のステータスマッチにかかる時間は約1ヶ月になるので、申し込む方は注意して欲しい。詳細はエミレーツ航空の上級会員への申し込み方法とは?を読んでほしい。申し込みメールの全文を公開している。

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3 件のコメント

  • ステータスマッチのくだりでマッチの画像を使うところがさすがです(*^^*)
    ニキータに期待ですね!(^^)/

  • へうぜんさん
    コメントありがとうございます(*´꒳`*)
    すみません、いい画像が思いつかなかっただけなんです…(´・ω・`)

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