2018年3月14日、ウガンダのエンテベ空港で駐機していたエミレーツ航空の航空機の非常ドアから、フライトアテンダント(客室乗務員)が転落死するという事件があった。
ウガンダ航空当局は既に調査を始めている。一部では自殺の可能性もあると報道されているこの事件、中東御三家の一角であるエミレーツ航空の機内で一体何が起きたのだろうか?
エミレーツ航空の非常用ドアからキャビンアテンダントが落下して死亡する事件が発生
BBCというニュースサイトによると、事件が起きたのはウガンダのエンテベ空港。離陸準備中のエミレーツの航空機は安全に問題なく駐機していたという。
落下した女性の国籍は明らかにされてなく、病院に運ばれて死亡したと報道されている。
一体なぜ彼女は駐機中の飛行機の非常ドアから落ちたのだろうか?
目次
エミレーツ航空の乗務員が転落死、ウガンダ航空当局が調査を開始
BBCの報道によるとウガンダ航空当局はすでに調査を開始している。
It said in a statement that the flight attendant “appeared to have opened the emergency door” and unfortunately “fell off an aircraft that had safely landed and parked”.
航空当局の声明によれば「彼女は(自ら)非常口の扉を開けたように思える」とのこと。
しかし一体なんの為に彼女が非常口のドアを開けたのかについては触れていない。
落下事件の起きたエミレーツ航空機は「ボーイング777」
キャビンアテンダントの落下事件が起きた機体はボーイング777、クルーの間では「トリプルセブン」と呼ばれている。JALやANAでも多く採用されている航空機なので乗ったことがある人も多いだろう。
Reports say that the crew member had been preparing a Boeing 777 plane for boarding
「乗務員はボーイング777の搭乗準備をしていたと報告されている」
客室乗務員は病院に搬送された後に死亡
エミレーツ航空機から落下した女性は至急、16㎞先の病院に搬送された。
He said that she had been “unconscious but alive” when she arrived at the hospital on Wednesday evening but died soon after.
病院関係者によると「搬送時には意識不明だったが生きていた」とのことだが間もなく息を引き取ったという。
エミレーツ航空の声明「空いたドアから落ちた」
AFP通信によるとエミレーツ航空側の声明は下記の通りになる。
News agency AFP quotes a statement from Emirates Airline as saying: “A member of our cabin crew unfortunately fell from an open door while preparing the aircraft for boarding”.
「不幸にも我々のキャビンクルーが搭乗準備中に空いたドアから落ちてしまった」
航空当局の言い回しとは若干異なる。既に他のメディアでは匿名インタビューと称して、自殺の可能性があると報じられている状況だ。
まとめ:エミレーツ航空のスチュワーデス落下事故の真相は如何に?
今回起きた痛ましい事件、おそらく鍵は事故なのかそれとも自らの意思なのかというところだろう。ウガンダ航空当局は「ドアを開けたように思える」と声明を出しているが真相は調査中だ。
BBCの記事には最後にこう書枯れている。
The Dubai-based airline promised its “full cooperation” with the investigation.
「エミレーツ航空は調査に全面的に協力することを約束した」
事件の全貌が解明されることを待ちたい。
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