【料金は?】ANA国際線で機内食の有料アップグレードを開始! | プレミアムエコノミー&エコノミークラスが快適に

ANA国際線で有料機内食のアップグレード

ANA(全日空)は国際線に新たに有料の機内食メニューを導入することを発表した。

これはまさに『機内食の有料アップグレード』と呼べるだろう。

飛行機に乗る時の楽しみのひとつと言える機内食、LCCを除けば通常のエアラインでは無料で食べることが出来る印象が強い。特にANAやJALといった日系の航空会社の機内食のサービスレベルは世界的に見てもかなり高いと言えるだろう。

特別な有料機内食を食べることができる対象クラスは『エコノミークラス』と『プレミアムエコノミークラス』、24時間前までの予約が必要になる模様だ。

この話を聞いた人の中には有料の機内食に抵抗を感じる人もいるだろう。けれども僕はこんな風に思っている。

「有料機内食は美味しいのかまずいのか?どんなメニューがあるんだろう?」

そして僕はワクワクが止まらない。なぜなら機内食の有料アップグレードはきっと今より海外旅行を楽しくしてくれるはずだからだ。

ANAが国際線に導入する有料の機内食サービスの詳細と僕がそれを喜ぶ理由について語りたい。

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ANAが国際線に有料の機内食サービスの導入を発表

ANA国際線有料機内食メニューとは?

ANA(全日空)は日本初の国際線で新たに有料の機内食メニューを選択肢に加えると発表した。

飛行機で食べる機内食と言えばLCCを除けば通常は無料が当たり前、今回のANAの発表を聞いた僕は「機内食が有料になるのか?」と勘違いしたくらい驚いた。

ANAの公式サイトで詳細を調べてみると下記のように記述されている。

有料機内食メニューの新設
日本発国際線プレミアムエコノミーとエコノミークラスで、新たに有料機内食メニュー(和食・洋食)をお選びいただけるようになります。食材や味付け、見た目にこだわったお食事をお楽しみください。
※ANA公式サイトより

どうやら「お選びいただけるようになります」ということなので現行の機内食はそのままに、ANA国際線の搭乗客にとって選択肢が増えるということらしい。

 

ANAの有料機内食メニューはいつから?料金や予約方法

有料機内食サービスの開始予定や対象路線は下記の通りになっている。

  • 開始日:2019年4月1日予約開始
  • 対象路線:日本発欧米路線(ホノルル路線を除く)
  • 対象クラス:プレミアムエコノミー、エコノミークラス
  • 予約締切:出発の24時間前まで
  • 販売価格:2,500円

現在、発表されているANA国際線の有料機内食の概要は以上となる。今回はANAの「国際線新機内サービス」の発表の一部として組み込まれていて、有料の機内食サービスの導入以外にも「ビジネスクラスの機内食の事前予約」や「機内アメニティ他」の刷新など大幅なサービス改善を実行する計画になっている。

今回のANA国際線の新機内サービスの全ての概要は下記をご覧いただきたい。

ANAは3月1日より、国際線の新機内サービスを開始します。
機内食の事前予約サービスの拡充や、機内アメニティを一新するなど、お客様の多様なニーズにお応えし、より自由に快適におくつろぎいただけるようになります。

●ビジネスクラスの機内食においては、事前予約サービスにて、対象者がANAマイレージクラブ会員限定から、ビジネスクラスをご利用のお客様全員へ拡大するとともに、ご搭乗便以外で提供している有名レストランやシェフとのコラボレーションメニューなど、お楽しみいただけるお食事の選択肢が大幅に増えます。

●プレミアムエコノミーおよびエコノミークラスにおいては、事前予約サービスにて、有料機内食メニューを新設し、より多くの選択肢の中からお好みのお食事をお楽しみいただけるようになります。

●ファーストクラスおよびビジネスクラスでは、羽毛のコンフォーター(掛け布団)をはじめ、心地よい睡眠をサポートする素材に拘った寝具に一新するとともに、120年以上の歴史を持つ英国のラグジュアリーブランドである「グローブ・トロッター」とコラボレーションしたアメニティポーチを、航空会社として世界で初めてご提供します。

ANAは旅の始まりから終わりまで、お客様一人一人に、より快適な空の旅をご提供できるよう、従来のサービスの枠を超え、新しい挑戦を続けてまいります。これからも、新鮮な驚きや感動をお届けしてまいりますので、どうぞご期待ください。

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ANA機内食の有料アップグレードはエコノミー・プレミアムエコノミーが対象

有料機内食のアップグレード

今回発表になった有料機内食メニューの価格は2,500円、まさに『機内食のアップグレード』と言えるだろう。対象はエコノミークラスとプレミアムエコノミになる。

【例】日本発の有料機内食メニュー
アペタイザー:海老とスモークサーモン コッパハムの取り合わせ
メインディッシュ:金目鯛の煮付け(和食)、国産牛のハンバーグ(洋食)
デザート:ピエール・エルメ・パリ監修のデザート

容器に入っているのがアレだが、メニュー内容はまるでビジネスクラスの機内食に引けを取らない内容となっている。盛り付けも工夫されていて、上品な見た目になっているのがお解り頂けるだろうか?

通常のプレミアムエコノミー機内食

上記の画像が通常のプレミアムエコノミーの機内食になる。

こちらはお弁当感が満載だ。

アップグレードされた有料機内食と比較すれば見た目で既に大きく差が付いていると言えるだろう。

 

プレミアムエコノミー・エコノミークラス搭乗客にはかなりの朗報

ANAマイルでプレミアムエコノミーの特典航空券

今回の有料機内食サービスはプレミアムエコノミーやエコノミークラスの搭乗客にはかなりの朗報と言えるだろう。

日本が世界に誇る航空会社「ANA」の機内食は国内線・国際線問わず美味しいというのが僕の意見だ。ビジネスクラスはもちろん、エコノミークラスでもとても「空の上」で食べているとは思えないクオリティの高さと言える。

下記の記事は余談になるがANAの機内食の秘密をCAさんから聞いてしまった体験談。僕なりのANAビジネスクラス搭乗記なのでお暇な時にご覧いただきたい。

基本的には機内食絶賛派の僕だがひとつだけ気になる点が存在した。それは…

メニューが2つからしか選べないこと。

ビジネスクラスもエコノミークラスも大抵が2つの機内食メニューから選択しなければならないのが少し嫌だった。(ビジネスはアラカルトが頼めるが…)

時々「うーん、どっちを選んでもなあ…」というメニューの時があったりもする。また海外でひと仕事終えた後に飛行機に乗った時、祝杯を挙げたい気分の時にはもう少し美味しい食事を…という気分になる時もあった。

そんなに頻繁に飛行機に乗るわけではない僕にとって飛行機に乗ることは特別なイベント。追加料金で美味しい機内食が食べられるなら…それくらいの費用は払えるオトコでありたいと思っている。

さらにもうひとつ、僕が今回の有料機内食サービスを喜ぶ理由が存在する。それは…

家族旅行の時に他ならないのだ。

 

有料機内食メニューで家族旅行を彩る

飛行機で海外に行く時の機内食は家族旅行のイベントになる。

目的地までの何時間にも及ぶ飛行時間、子供がグズったりエコノミー症候群になりかけたり…そんな時疲れを癒してくれる「機内食」というイベントがある。(個人的にはCAさんの笑顔も癒してくれる)

例えエコノミーやプレエコの利用だとしても、機内食がいつもより美味しかったら…

家族旅行

家族みんなの旅の思い出は格別なものになるだろう。

これが僕がANA国際線に有料の機内食メニューが導入されることを喜んでいる本当の理由だ。

ちなみに僕は「家族旅行はエコノミーかプレエコ」を推奨している。一度ビジネスクラスで出掛けたが思ったよりも家族の距離が遠くなってしまったため、プレエコくらいが丁度いいかなと感じている。

下記は僕が家族旅行で利用したJALプレミアムエコノミーの搭乗記になる。小さな子供を連れている時は丁度いい座席の広さ、そしてプレミアムエコノミーならではのサービスも充実していた。

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次のANA便で『機内食のアップグレード』を決心するも…

今回のANA国際線の有料機内食メニューの導入をしった僕は早速、次回の家族旅行で予約しようと決心をした。

嫁さんが笑顔で「えー、プレエコの機内食ってこんなに豪華だっけ?」という。

娘が「パパ、美味しいね」と嬉しそうに食べる。

そんな姿を妄想しながら「たかだか2,500円」と自分に言い聞かせて決めた。有料機内食を注文するのは父親的に言うと「家族旅行のハレの日」のイベントなのだ。

次のANA便の搭乗機会は家族で行くハワイ旅行、有料機内食メニュー予約開始の4月1日よりも少し後なので大丈夫そうだ。搭乗便はあのA380ハワイ路線座席はプレミアムエコノミー、色々とトラブルがあったものの航空券は確保している。

ところが僕は重大な事実に気づいてしまった。ANA国際線の有料機内食メニューを導入する路線は下記のようになっている。

日本発欧米路線(ホノルル路線を除く

( ゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚) ・・ファ!?

 

「ホノルル路線を除く」という条件のため、残念ながら僕の有料機内食メニューへの挑戦はしばらくお預けになることとなったのだった。

 

追加料金の機内食はおいしいのか?まずいのか?

追加料金を支払う機内食が「おいしいのか?まずいのか?」というレビューを早々に書こうと思っていたが、残念ながらしばらくはお預けになりそうだ。

とはいえ、僕にとってANAの機内食はエコノミークラス利用時でも問題の無いレベル、後は2,500円を追加で支払う価値があるかどうか?と言ったところだろう。実際にこの目で、この舌で確かめるにはしばらくかかるとは思うが僕は確信している。

きっと、ANAの有料機内食メニューは美味しいはずだ。

ひとまずは先に有料機内食にチャレンジする読者の方のレポートを待つことにしよう。

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ANAやJAL搭乗記の記事はこちらから

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2 件のコメント

  • こんばんは。
    ランキングから訪問しました。
    ANAの国際線での機内食のアップグレード・・・
    日本初ホノルル行は除かれてしまいましたね。
    応援ポチ。

    • メグさん
      暖かいコメントありがとうございます(T_T)
      残念ですが次の機会を待ちたいと思います。

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