JALカードのメリットとデメリット
JALカードのメリットとデメリットについて解説します。JALマイルを貯めるために必須とも言えるJALカードは日本航空(JAL)公式のクレジットカードです。JALカードのメリットは…
もちろんJALマイルが貯まりやすいことです。
でも長年使ってみて分かったのは「マイルが貯まるだけじゃない」ということです。なぜなら、JALカードは種類や使い方によって様々なメリットが存在します。ほんの一部になりますが、代表的な特典を下記に挙げてみましょう。
- ショッピングでマイルが貯まる
- JALのフライトでマイルが貯まる
- JALカードならではのボーナスマイルが秀逸
- 空港でのおもてなしが秀逸
- デメリットを回避する方法
JALカードを作るメリットはマイルが貯まりやすいだけでなく、日本航空を利用する人にとってはトータルでメリットを感じることが可能になります。初心者がJALマイルを貯めるために絶必ともいえるJALカードのメリットとデメリットについて解説していきましょう。
目次
JALカードのメリットとデメリットを解説
JALカードのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
すぐに思い浮かぶJALマイルが貯まりやすいというメリットです。確かにJALマイルを貯めるためにJALカードは必須になっています。
上記は私のJALマイルの残高になります。おそらくこのマイル残高の20%くらいがJALカードを利用して貯めたマイルになると思います。私が初めてJALカードを発行してからは5年以上、その間ずっとメインカードとして利用してきました。
JALカードメリットとしてはJALマイルが貯まること、そしてカードの種類によっては様々な特典を受けることが可能です。逆にメリットと言うと…
うーん、デメリットは思い当たりません…汗
敢えて言うなら「年会費がかかる」と言ったところでしょうか?ただしこれも普通カードなら1年間は年会費無料キャンペーン中なので、とりあえず発行して考えてみても良いと思います。
ちなみにJALマイルを大量に貯めるにはJALカードだけでは足りません。詳しくはJALマイルの貯め方の記事をご覧ください。
JALカードで貯まるのは「ポイント」ではなく「JALマイル」
JALカードを利用して貯まるのは「ポイント」ではなく「JALマイル」になります。
通常のクレジットカードだと支払いに使えたり、景品と交換でポイントを貯めることができますが、JALカードはあくまでもJALマイルを貯めることになります。
JALマイルを使うと、かなりお得に特典航空券を取ることができますが、最近ではホテルの宿泊やいきなりステーキなどのマイレージに交換することも可能になっています。
他のクレジットカードのポイントとの一番大きな違いは…
JALの特典航空券に交換できるのはJALマイルだけ。
と言ったところでしょうか?
現在行われている入会キャンペーンを上手に利用すれば、JALカードを発行するだけで大量のJALマイルがもらえます。こうしたキャンペーンが旅行好きな人々から支持されている理由のひとつと言えるでしょう。
JALカードのメリット:「JALマイルを貯める」
JALカードでマイルを貯めるには幾つかの方法があります。
ショッピングやフライト搭乗、JALカードに入会する時にもらえるボーナスマイルも存在します。次の項ではそれぞれの方法について解説をしていきましょう。
ショッピングでマイルが貯まる
JALカードでショッピングをすることでJALマイルが貯まります。
通常のお店での利用は200円=1マイルが基本になっていて、特約店の利用時は100円=1マイルが貯まります。
JALカードの特約店は数や種類が豊富なのが特徴で、旅行、お買い物、暮らし、美容・健康・医療、宿泊、ゴルフ場、レストランなど多岐に渡ります。JALカードを発行した際は…
JALカード特約店を優先的に利用すると良いでしょう。
通常の店舗利用と比べて2倍のマイルが貯まるというお得な制度ですからね。
フライトマイルが10~25%のボーナス
JALカードを持っているとフライトマイルのボーナスとして、通常よりも10~25%多くもらえます。
JALの飛行機に乗って出張や海外旅行に行く時に、マイルが今までよりも貯まるようになりますね。例えば東京・沖縄間を往復するとして、1,968マイルが区間フライトマイルなのですが、10~25%のボーナスで196~492マイルをもらうことができます。
これはJALカードの特約店でのショッピングで19~49万円の利用が必要なマイル数ですね。かなり嬉しいボーナスと言えるでしょう。
最大4倍のJALマイルが貯まるショッピングマイル・プレミアム
JALカード ショッピングマイル・プレミアムとはカード決済時に貯まるJALマイルが2倍になるという優れたオプションです。
通常はJALカードでのショッピングでは「200円=1マイル」が貯まりますが、年会費3,240円(税込)を支払って加入すると、な2倍の「100円=1マイル」が貯まるようになります。
JALカードを利用したお買い物全てが対象になるだけでなく、JAL特約店でJALカードを使った場合はなんと「100円=4マイル」になるのです。これはJALマイルを貯めたい人にとっては必須のオプションと言えるでしょう。
JALカード ツアープレミアムでボーナスマイル100%
JALカード ツアープレミアムとは、JALのフライトで100%のマイルを貯めることができるオプションです。
通常、JALの航空券を正規運賃で購入する機会は滅多にないのをご存知でしょうか?
国際線は予約クラス、国内線は先得割引やツアー料金など何らかの割引料金になっていることが多いのです。マイル数は料金に応じて獲得できますが、割引料金の場合さらに50~75%程度のマイル数に減算されてしまいます。
それらを100%の積算率にしてくれるのが「JAL ツアープレミアムボーナス」というオプションになります。ちなみに東京~ホノルルをエコノミー割引運賃で往復した場合、JMB普通会員とJALカード会員(ツアプレミアムボーナス加入)とではこれだけ差がでます。
- 3,832マイル:JMB会員
- 8,046マイル:JALカード会員(ツアープレミアム加入)
貯められるマイル数の差はなんと4,214マイル!この差はかなり大きいですね。JALカード ツアープレミアムは年会費が2,160円(税込)かかりますが、に1回以上はJAL便に乗る方は加入した方がよいオプションと言えるでしょう。
入会キャンペーンでマイルを貯める
現在、JALカードは入会キャンペーンを行っています。
なんと最大で…
10,550マイルがもらえます。
このキャンペーンはWEBからの申込み限定です。空港などで勧誘されてJALカードを発行しても入会キャンペーンの大部分はもらえないのでご注意ください。
最新キャンペーン
はこちら
JALカードのボーナスマイル
JALカードにはその他にもボーナスマイルが存在します。
ショッピングやフライトの区間マイル以外にも、JALカードの保有者のみがもらえるボーナスマイル、それが「入会搭乗ボーナス」と「毎年初回搭乗ボーナス」です。
- 入会搭乗ボーナス…1,000~5,000マイル
- 毎年初回搭乗ボーナス…1,000~2,000マイル
入会搭乗ボーナスは入会後の初めての搭乗でもらえる1回限りのボーナスです。翌年からは毎年初回搭乗ボーナスがもらえます。ちなみにもらえるJALマイル数は保有するJALカードの種類によって異なります。
JALカードのメリット:マイルが使いやすい
JALカードの利用で貯まったJALマイルは特典航空券に交換できます。
特典航空券以外にも提携しているポイントやクーポンに交換可能です。交換先にはAmazonギフト券やdポイントと言った、電子マネーも充実しています。個人的なおススメと言えばやはり…
ビジネスクラスの特典航空券ですね。
もちろん、エコノミークラスやファーストクラスの特典航空券にも交換できます。けれども何となく、一番マイル数とメリットのバランスが良いのがビジネスクラスなんですよね、個人的に。
ちなみにマイルを使う時に1マイルを幾ら分の商品やサービスに交換するかという「マイル単価」という考え方があって、特典航空券に交換するのが一番マイル単価が高くなっています。詳しくはJALマイルの交換方法や使い道をご覧ください。
特典航空券
マイルを使って交換できる特典航空券は下記の通りです。
- JALの航空券(国内・海外両方)
- ワンワールド加盟の航空会社の航空券
- 提携航空会社の航空券
上記はいずれもJAL公式サイトから申し込めるようになっています。ワンワールドや提携航空会社の特典航空券をJALマイルで取れるという事は…
マイルがあれば世界中に行けるということです。
また、JALの特典航空券に限って「JALカード割引」という制度が適用されるので、JALカードを持っていると通常よりも少ないマイル数で予約することが可能です。
e JALポイントやラウンジクーポン
e JALポイントとはJALの公式サイトで航空券やツアー購入代金の一部または全額の購入に使う事ができるポイントです。
有効期限は特典交換を行った日の1年後の同月末なので、マイルの期限が切れそうになった時の延命措置として使うこともできますね。またJALの上級会員になるとマイルでラウンジクーポンを交換することができます。
電子マネーやポイント・ギフト券
JALマイルは他社の電子マネーやポイント・ギフト券に交換することが可能です。
種類が多いので代表的なものだけを下記に挙げてみましょう。
- アマゾンギフト券
- dポイント
- JALショッピングポイント
- Ponta
- Suica
- スターバックス
- いきなりステーキ
- JTBトラベルポイント
- ホテルオークラ、ニッコーのポイント
- カリフォルニアディズニーランド・リゾート特典
上記はほんの一部の交換先になります。詳細はJAL公式サイトをご覧ください。
JALカードのメリット:空港サービス
JALカードには大きく分けて4つの種類があります。
- 普通カード
- CLUB-Aカード
- CLUB-Aゴールドカード
- プラチナカード
上記の4種類と国際ブランド、提携会社を選んで発行するのですがこの時選んだカードによって空港で受けられるサービスが異なります。
それを踏まえたJALカードの比較やおすすめについては、JALカードのおすすめ入会キャンペーンの記事をごらんください。
ビジネスクラスのチェックインカウンター利用可能
JALカードの種類によっては空港でビジネスクラスカウンターを利用することができます。
搭乗クラスがエコノミーであっても、下記のJALカードを提示することでビジネスクラスのカウンターでチェックインすることができます。
- CLUB-Aカード
- CLUB-Aゴールドカード
- プラチナ
利用するには必ずJALカードの提示が必要になるので携帯するようにしましょう。また、パッケージツアー利用時などは対象外になるケースがあります。
また、JALの上級会員のJALグローバルクラブに入会する時はCLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナのカードが必要になります。もしもマイル修行をして上級会員になる予定があるのなら、予めCLUB-A以上のJALカードを発行するようにしましょう。
空港の対象店舗でショッピング割引
空港でJALカードを提示すると5~10%の割引を受けることができます。
- 普通カード…5%
- CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナ…10%
対象店舗は「BLUE SKY」他になります。また、商品によっては割引対象外の場合もありますので、必ず事前にご確認ください。
JALカードのデメリット
JALカードのデメリットと呼べるものはひとつしかありません。
それは…
年会費がかかることです。
下記にJALカードの本会員の年会費を種類ごとに出してみました。
- 普通カード…2,160円
- CLUB-Aカード…10,800円
- CLUB-Aゴールド…17,280円
- プラチナ…33,480円
私の個人的な意見としては入会キャンペーンやメリットとなる特典を考えれば、年会費の元はすぐに取れると思っています。それでも年会費がかかるのが気になる方にはこちらをおススメしています。
年会費無料でデメリット回避
なんと普通カードは1年間年会費が無料で発行できるのです。
そのため、年会費というデメリットをまずは1年間は感じずに利用することができます。実際につかってみて継続するかどうかを判断できるので嬉しいですね。そのため、私が友人から「JALカードってどれがおすすめ?」と聞かれた時は…
「普通カードが一番おすすめです」
と回答します。後からCLUBーAなどに切り替えることも可能ですので、マイル修行の予定がないかたは普通カードを年会費無料(1年間)で利用するのが良いと思います。ただし年会費無料は再入会は対象外なのでご注意ください。あくまでも初めてJALカードに入会する人に向けた、お試しキャンペーンとなっています。
JALカードのメリットと基本データ
JALカードの基本データやメリットを表にまとめてみました。
普通カード | CLUB-A カード | CLUB-A ゴールド カード | プラチナ | |
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年会費 | 本会員:2,160円 家族会員:1,080円 (アメックスは6,480円・家族2,700円) | 本会員:10,800円 家族会員:3,780円 | 本会員:17,280円 家族会員:8,640円 (Suica・アメックスは20,520円・家族8,640円) (ダイナースは30,240円・家族9,720円) | 本会員:33,480円 家族会員:16,740円 |
提携ブランド | ||||
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